私は叫びだした。
あまりにも気持ちよくて。
「ごめんなさい・・」また、ふっと気が遠くなる。
バシッ! ビンタが炸裂する。
まるで、波状攻撃だ。この世に生きている感覚がしない。
こんなんでどうやって意識を保てというのだ?
段々まともでなくなっていく自分をどうやって引き止めればいい?
また、乳首への責めが再開される。
どうして、感覚が飽和しないのか不思議なほどに。
リョウ女王様の天才はまさに今発揮されている。
とうとう、私は泣き出した。
「お許しください。。」この言葉は私は嫌いだ。
言うくらいなら調教をお願いするなと普段は思っている。
でも、とうとうその大嫌いな言葉すら言ってしまう。
聞き入られることなどありはしないのに。
泣いた。本当に許して欲しいと思った。命令が守れないのは
本当に辛い。それだけは守りたい。
でも、無理だ・・・どうやっても無理・・
意識が・・・混濁する。必死に目を開ける・・頭にもやがかかる
自分の声もきえていく・・・ああ・・・・
この状態をなんと表現するのだろう。
昇天。この言葉が適切かもしれない。
(つづく)
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