あの責め。それは亀頭責めだ。
最高に強烈で、人格を粉々にしてしまうほどの強烈な責め。
気持ちいいを通り越して、身震いすらしてしまう責め。
私の体の記憶はその恐怖をしっかりと覚えている。
私は、このリョウ女王様の亀頭責めを自ら望んだことが
あるのだろうか?
確かに昔は、して欲しいとお願いしたことはあったような
気がする。でも、現在に近い記憶ではそんなことはほとんど
ないような気がする。
だから、リョウ女王様に促されると一瞬体が引いてしまう。
あれを・・・されるのか・・・と。
ベッドでリョウ女王様の準備を待つ時間、息が荒くなり
喉が枯れてかすれる。
「いつもは、冷たいでしょ? 暖かくしてあげたから」下半身にたっぷりとローションを垂らしながらリョウ女王様は
私にささやきかける。
怖い・・こわい・・こわい・・あれが・・くる・・こわい・・
リョウ女王様はローションをたっぷり塗ると私のペニスを
右手でぐいと持ちながら私の腰の上にまたがった。
ペニスをぞんざいに扱ってもらえたことに、私は心密かに
喜んでいた。
(つづく)
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