如何にも汚いもの汚らわしいもの扱いをされて、唾を吐かれる。
私の顔はリョウ女王様の唾液だらけになる。目にも唾液が入り
リョウ女王様の顔がかすんでくる。
ああ・・・なんていう光栄。そしてなんという喜び。
こういう侮蔑感は本当に好き。
リョウ女王様と奴隷の自分の関係を再認識できる。
憧れを憧れのままにしておかなくてはならない理由
私が無報酬の忠誠をリョウ女王様に尽くさなくてはならない理由
それはこの上下関係にある。
無報酬?本当だろうか。全く嘘かもしれない。
こうやって侮蔑され、変態扱いされ、狂わされること自体が
マゾの私にとっては最高の報酬なのだから。
もっと・・・もっと、侮蔑されたいと思った。
ここで、もっと酷いことをされたいと。
リョウ女王様の快楽になるような、奉仕をさせられたいと
ふと思った。それも出来るだけ屈辱的なやりかたで。
私を男としてではなく、奴隷として、単なる手として
単なる舌としてだけ扱うようなそんなやり方で。
気ままに、リョウ女王様の欲望どおりに私を使って
楽しんでいただきたい、そんなことをぼんやりと考えていた。
(つづく)
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