「もう、やめて。痛い・・」「うん、わかった。やめるね」
「えっと・・・」「何?」「代わりに、お尻を叩いてくれる?」
彼女(リョウ)のあまりにも意外なオーダーに、私は、思考が停止してしまいました。
後でわかったことなのですが、乳首への責めはあれが限界だったらしいです。
ただ、体に火がついてしまったリョウは、乳首への刺激はもう無理だったけれど
まだ、快感を求めたかったようなのです。
そこで、この前興奮したスパンキングを思い出して、私におねだりしてきたのです。
私は体勢を変えて、リョウを四つんばいにし、後ろから犯しはじめました。
もう慣れた感じですが、正確に、リズミカルに、わざと音がたつようにリョウのお尻を叩き始めます。
痛みが、挿入の快感を増強することを覚えてしまったリョウは
スパンキングをされながら、先ほど乳首を潰される程つままれた時と、同じ反応をしめします。
半狂乱・・
女性が我を失って悶え苦しむ様は、見ていて非常に美しく、且つ、壮絶でした。
前よりも、リョウのお尻は真っ赤にはれ始め
でもそれ以上に、リョウの頬は真っ赤になり
声にならない、獣のうなり声のようなあえぎ声を出していました。
髪を振り回し、お尻を叩かれるたびに首を振り上げて、快感に耐える姿は
私の脳裏に、しっかりと焼きつきました。
(つづく)
「調教」 シリーズ一覧
最近のコメント