温泉につかって、ゆったりした気分になった頃
リョウが、すっと細い体を伸ばして、くつろいでいました。
「人魚ってこんな感じかな・・・」
とりとめもないことを考えていると、
リョウはいつもの、少し悪戯っぽい笑顔で、私を見つめていました。
心を見透かされているような気がして、少しドキッとしました。
リョウに悟られないように、笑顔の後ろに驚きを隠すと
リョウが近寄ってきました。
湯で火照ったほほ、少し濡れた髪、赤く上気した唇。
気がついたときには、2人で立った姿勢でキスをしていました。
いつもと違う感触のリョウの肌を抱きしめて
深くキスを交わし、右手をリョウの秘部に持っていくと
そこはすでに、すっかり準備ができていました。
私は立った姿勢で、半身お湯の外に出ていました。
リョウは、すこしずつ体を温泉の中に体を落とし
私の上半身を愛撫しながら、キスするポイントを落としていきました。
リョウのやわらかい舌の愛撫が、そこに到達すると
私の下半身に甘い快感が沸き起こり、私はすっかり息が荒くなってしまいました。
(つづく)
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