「イク!!」
私は、叫び声を上げながら、リョウの腰を荒く引きこみ
私の溜まりに溜まった精をすべて、リョウの体内に放出しました。
ドクっドクっと自分の分身が波打って、リョウの後ろを強く犯すのがわかりました。
数回の痙攣の後、私はリョウにのしかかるように倒れこみました。
次第にリョウの体内から、私自身が抜け出そうになります。
リョウは、「イヤ」と小さな声で言いました。
「あ、嫌な感触だった?ごめん」と私が言うと、リョウは
「ううん、もっとつながっていたかったの・・・・」と答えました。
かわいいやつ・・・
声こそ出しませんでしたが、私はリョウが愛しくて仕方ありませんでした。
つ・・・と結合が解けると、リョウはすっと私のほうを向いて、私の分身を口に含みます。
キュッキュっと、愛撫に似た優しい動かし方で、私自身を清めてくれました。
何も言わずに、当たり前のようにしてくれるリョウ。
私は興奮がさめていく頭の中で、なんともいえず
この女性を愛していると、何度も思わずにはいられませんでした。
少し落ち着いて、残り時間の30分。
私達はひたすら抱き合って、キスしました。
SEXは、いりません。
ただただ、自分の気持ちを相手に伝えたくて、抱き合っていました。
今回は、ベッドに横になるわけにいかず、ピロートークではありません。
しかも、外を気にしているので、多くの言葉を使うわけにはいきません。
でも、普段より多くのことを会話できたと思います。
言葉だけが、男と女の会話ではないのです。
今は、抱き合いキスをすることが一番多くのことを語れる
そう2人とも、思っていました。
時間になって、私がリョウから離れるとき、2人は遠く相手が見えなくなるまで
ずっとずっと、手を振っていました。
私はいったい、何回振り返ったのだろう。
なんで、こんなに彼女を愛しているのだろう。
短いけれど、幸せな時間でした。
P.S.
ようやくできた仲直り。
でも、元通りではありません。
絆は、もっともっと深く、強く。
ありがとう。リョウ。愛してる。
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