ずっと、ずっと、不思議でした。
藍が、私の愛撫のことをとても褒めてくれるのですが
自分ではどこがどう上手いのかが、わからなかったのです。
やっと、最近少しわかりかけてきたので、書いてみることにします。
それは、長めの愛撫をしてあげた、次の逢瀬でのことでした。
会える時間が短く、すぐ別れの時間がきてしまいました。
もうそろそろ、帰り支度を始めなければならない時間が迫っています。
「ごめんね。この前はいっぱいしてあげられたけど、今日は時間無いね」
そう言いながら、たとえ少しでも愛撫をしたくなったので
藍を無言で仰向けに倒し、口付けをしながら
藍が穿いた下着を、もう一度脱がせたのでした。
いつもなら、体中にKissをするのですが、時間がありません。
いきなり、しゃぶりつくように藍自身に愛撫を始めます。
一番感じる場所を、一番感じるように舌で刺激します。
すぐ、思った通りの反応が返ってきます。
「あぁあああ!リョウ、ダメだよ・・。何して・・る・・・の・・・」私はひたすら、強い刺激を送り続けます。
「くぅ・・なんで、リョウに愛撫されたら・・・こんな・・に・・」藍の言葉が、途切れ途切れになっています。
それでも、同じ箇所をずっと刺激し続けるのです。
いいえ。正確に言えば、同じ箇所ではないのです。
この時交わした、ほんの短い会話でわかったことなのですが
私が無意識にしていた「同じ場所を3秒以上愛撫しない」が、どうも良いようなのです。
3秒、長くても5秒ほどで、ほんの少し位置を変えるのです。
そしてまた、その場所も3秒ほどでずらします。
そうして、数箇所をランダムに少しづつ移動させながら愛撫をすると
男性は、ずっと気持ち良い状態が続くらしいのです。
女性でもそうなのですが、同じ場所に同じように刺激を送り続けると
刺激に慣れてしまうのか、段々感じなくなってしまいます。
あるいは刺激が強すぎる場合、その刺激の強さに耐えられなくなってしまいます。
そこで、ある程度(私がする場合は、約3秒)で、愛撫する場所を変えるのです。
そうすると、ずっと気持ち良い状態が続くということがわかりました。
(つづく)
P.S.
短編ですが、リョウの愛撫日記です。
私も思いあたる節があります。。
リョウへの愛撫単調になっていないか・・ちょっと心配になりました。
「リョウの愛撫日記~~3秒の愛撫」 シリーズ一覧
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