少しづつ、少しずつ大きくなってきて
私は今自分がどういう態勢で、リョウになにをされているのか
全く分からなくなりました。
音も聞こえなくなり、ただあるのは体の中心から
次第に大きくなっていく、熱く、今まで経験したことのない
圧倒的な快感だけでした。
「いく、いく、イクイクイクイク!!!!!」手足の先まで快感が広がって
頭の中が真っ白になり
私自身から、大量の射精がされたのがぼんやりわかりました。
でも、それはいつもの出方ではありませんでした。
まるで、小さい方を一気に出すような
ドドドドと、あふれ出すような感覚です。
いつもなら急速に覚めて、はっきりしていくはずの意識も
荒い呼吸のまま、なかなか覚めません。
体はほんわりと、気持ち良さが残っていて
脱力し、タオルかけに捕まっていなければ
倒れ込んでしまいそうでした。
視覚、聴覚の順番で感覚が戻ってきます。
リョウが後ろで動いている気配があります。
何をされて、自分がどうなって
自分が何を叫んで、どういうふうに終わったのか
全く分かりません。
記憶にあるのは、ただただ圧倒的な快感だけです。
自分でも不思議な事なのですが
こういうことは、その後今に至るまで、もう2度とおきませんでした。
こうして、思い出すと体の中心が少しうずくのですが
でも、積極的にあの快感をもう一度経験したいとは
何故か思いません。
あんなに気持ち良かったのに、どうしてだろう??
自分でも不思議です。
この感覚をリョウに説明したのですが
残念ながら、リョウの感じ方とは少し違うそうです。
表現が悪いのか、はたまた、本当に違うのか。
永久に分からない謎が、またひとつ生まれました。
P.S.
丁度、リョウの愛撫日記も書き終わったようなので
続けて明日から掲載します。
立場を違えて見るのは、非常に面白いものです。
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