繰り返し乳首を責められて、リョウの膝の上でぐったりとしました。
リョウはそこで責めを止めてくれました。
私の顔を両手でそっと持ち上げて
「よく頑張ったね。いい子だ」私は、リョウにほめられて抱き締めてもらいました。
この時の嬉しさというのをどう表現すればいいのでしょうか?
触ってはいけない高貴な人に、自ら胸に抱きしめてもらうのです。
(ああ・・・ああ・・・ああ・・・)思考回路が停止した頭の中で感情だけがぐるぐる渦巻くのです。
(あぁ・・うれしいぃ・・・もう死んでも良い・・・)このまま抱きしめられて死を迎えたらなんて幸せだろう。
これが私の率直な気持ちでした。
リョウは、言葉を続けます。
「頑張ったご褒美に・・」リョウはベッドにおいておいた首輪を持ち出しました。
「これをしてあげよう」首輪をされるという行為が何故、奴隷の立場の人間は喜ぶのか?
私にはかつて理解できませんでした。
そして、この時に間違いなく喜んだ私も、この感情を説明できません。
でも・・・私は明らかにこのご褒美を酷く嬉しいものと感じていました。
(つづく)
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