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恋焦がれて(その8)

繰り返し乳首を責められて、リョウの膝の上でぐったりとしました。
リョウはそこで責めを止めてくれました。
私の顔を両手でそっと持ち上げて

「よく頑張ったね。いい子だ」

私は、リョウにほめられて抱き締めてもらいました。

この時の嬉しさというのをどう表現すればいいのでしょうか?
触ってはいけない高貴な人に、自ら胸に抱きしめてもらうのです。

(ああ・・・ああ・・・ああ・・・)

思考回路が停止した頭の中で感情だけがぐるぐる渦巻くのです。

(あぁ・・うれしいぃ・・・もう死んでも良い・・・)

このまま抱きしめられて死を迎えたらなんて幸せだろう。
これが私の率直な気持ちでした。


リョウは、言葉を続けます。

「頑張ったご褒美に・・」

リョウはベッドにおいておいた首輪を持ち出しました。

「これをしてあげよう」

首輪をされるという行為が何故、奴隷の立場の人間は喜ぶのか?
私にはかつて理解できませんでした。
そして、この時に間違いなく喜んだ私も、この感情を説明できません。


でも・・・私は明らかにこのご褒美を酷く嬉しいものと感じていました。


(つづく)


20060307.jpg



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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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