右足が終わると、次は左足でした。
ハイヒールを脱がし、そしてゆっくり丁寧にリョウの足を舐めます。
リョウは写真機を取りだして、何枚も何枚も私の様子を写真に収めていました。
私は写真に撮られていることはわかっていましたが、あまり気になりませんでした。
目の前の宝物を舐めることに興奮しきっていたようです。
後日、私はその写真をみることがありました。
真っ赤な顔で興奮しきってリョウの足に舌を這わせている奴隷の姿がそこにありました。リョウにはこんな姿を見せていたのかとお思うと、恥ずかしいと思うより
嫌われてしまうのではないかということが不安になってしまうほどでした。
両足を丁寧に舐め終わった後は、ここのところ責められる時には
定番になっている方法をつかわれました。
ベッドの脇に、机を準備するのです。
机の足にそれぞれ両手足を1つづつ大の字に縛られるのです。
関節を曲げたままでしっかりとロープで縛られるので
完全に身動きできなくなります。動くところは首だけです。
「こわい・・こわい・・・・・」体の自由度がなくなっていく度に私は思わず震え上がっていました。
こんな風に完全に固定する理由は1つだけです。
リョウが最も好む責め。亀頭責めをするためです。
既に十分に興奮しきった私は、リョウの愛撫であっという間に
勃起してしました。
そして、タラリと冷たいローションがたっぷりと私自身に
かけられていきます。
そうーっとそーっとした愛撫。
気持ち良いのです。
でも、気持ち良いと感じられるのは、ほんの数秒だけであることは
体が覚えていました。
(くる・・くる・・あれが・・くる・・こわい・・・)体が感じる快感とは全く逆の恐怖感を私は過去の経験を
思い出してぶるぶると震えていました。
(つづく)
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