「くっ・・・くっ・・ああ・・・ぐぁ・・・」ゆっくりとテンポ良くリョウは私の体に鞭を入れていきました。
既にこの前の責めで敏感になっている体、霞がかかっている頭の私には、この鞭の痛みは苦痛というよりは強い刺激として受け止めていました。
時に間おいて、時に連続して。
リョウの鞭は私の胸を狙って振り下ろされました。
痛い・・・でも、時々敏感になっている乳首の先に鞭が触れ気持ち良い・・
ううん、やっぱりきもちいい。あぁ・・涙が出るほどきもちいい。
机をしっかりと手でもちながら私はリョウの鞭打ちをうけました。
苦痛と快感が交互に訪れてくるうちに私はまた何がなんだかわからない状態になっていきました。目が霞みました。音が遠のいていきます。小さな死を予感します。
絶叫を繰り返しながら、私は必死になって見えない眼でリョウを追っていました。リョウはどんな表情をしているのだろう?リョウは楽しんでいるのだろうか?
瞬きをしても、首を振ってもやはり私にはぼんやりとしかリョウは見えませんでした。
「連続でおねがいします。」もっともっと狂わせて欲しいと願う私の気持ちが、言葉になって表れました。
「いいよ。お前がかぞえるんだよ」リョウは少し立ち位置を変えて打ちやすい体勢に切り替えて先ほどより少し弱めで連続のの鞭打ちを開始しました。
「1・うぅ・・・・・2・くうぅぅ・・・3んんん・・・」リョウは次第に鞭を強く打ちながら私を高めていきます。
既に、3回目から快感よりも痛さが勝っていました。
「5ぉぉ・・・・・6くうぅぅ・・・7ああぁぁ・・・」5、6、7、8・・・・痛さも次第に強くなっていきました
でもそれよりも辛いのは痛みを堪える苦しさの方が強くなっていきました。
止めて欲しいと言いたくなる自分を抑えるほうが本当に辛いのです。
でも私はリョウの鞭をもっともっとと求めていました。
(つづく)
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