2ntブログ

Articles

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

優しく、壊されて(その2)

私達の間にはある種の約束事のようなものがありました。
私を責める時には、大体、リョウが女王様になって責めるか
リョウがS女性になって責めるかのどちらかでした。

女王様は、言葉使いから衣装から本当にSMの女王様のような
態度と言動で私を責めるタイプのプレイの時に。
S女性は、言葉使いとか衣装とかは特に気にしないで
リョウのサディズムだけで私を責めるタイプのプレイの時に。

この日、壊れたかったはずの私が、そのどちらでもない
リョウのままを選んだのはどうしてなのか。それは
私は今になってもわかりません。

リョウも当然不思議そうに私の目を覗き込み、そしていいました。。

「じゃあ、女王様はいらないの?」

リョウは鋭い目で、にらみつけていました。
そう、これは女王様の時のリョウの目。
いつもなら、この目で見られるだけでフラフラするほど興奮
する目でした。

「うん、リョウがいい。リョウがいいんだ。」

私は、これから何をされるのか全く予想がつきませんでした。
普段のリョウに・・・何をされるのかさぱり検討も
つきませんでした。なのに私はそれを選んだのです。

リョウは、もうどうするか考えをまとめていたようでした。
スッとソファーに座り込むと私を手招きして服を着たままで
地面に座らせました。

そして、キス。

私はびっくりしました。プレイの時にキスをされたのは
初めてのことだったからでした。


(つづく)


20061101.jpg



優しく、壊されて シリーズ一覧

ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

Navigations, etc.

Navigations

プロフィール

リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

ブログ開始から

検索フォーム

CalendArchive

最近の記事

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

全記事(数)表示

全タイトルを表示

アクセス

総数:
本日:
昨日:

管理者ページ