リョウは私に覆いかぶさるようにして、私の耳元に近づきました。
そして、耳の中に舌を差込みクチュクチュと舐めあげました。
同時に私の脇腹を手でなぞるように優しく愛撫し始めました。
舌が紡ぎだすクチュクチュという大音響と敏感になった体への
くすぐったいような愛撫のせいで、私は自分の脳が耳から
流れ出してしまうような感覚に襲われました。
この愛撫の仕方はリョウもされて喜ぶものです。
私も何度もリョウにされているうちにすっかり好きになってし
まいました。
散々、絶叫を絞られた後に、今度はうつ伏せにさせられました。
触れるか、触れないかのレベルの指使いはくすぐったい感覚
をブレンドした鋭い快感に変わりました。
うつ伏せのまま、私は腰が勝手にうごいてしまうのを
どうしても止められませんでした。
「腰がいやらしく動いている。恥ずかしいね・・」リョウの言葉はまるで魔法のように効きました。
体中が沸騰するような羞恥心からの興奮を感じました。
パシャ、パシャ、パシャ・・・
デジカメのシャッターを切って私の腰振りの様子を記録に残す
音が聞こえてきました。
(つづく)
優しく、壊されて シリーズ一覧
最近のコメント