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憧憬(その16)

「横になりなさい。」

私はベッドの近くの床に寝転ばせられる。
リョウ女王様はベッドに座っている。

私はこの体勢がすごく気に入ってる。
私が下、リョウ女王様が上にいるから。
こうして下目線で、見下ろされるのはたまらなく嬉しい。

リョウ女王様の綺麗な脚が伸びて私は顔を踏まれる。
口の中に足の指を突っ込まれる。
舌を出させられ足の裏を擦り付けられる。
ペニスを足で踏まれて興奮させられる。
自分の先走り液を足でぬぐわれて顔につけられる。

ありとあらゆる屈辱とすげさすみをリョウ女王様から受ける。
私は、その1つ1つにものすごく反応してしまう。

何故だろう?
前に書いたように忠誠を尽くしたいとおもっている。
リョウ女王様の言葉、命令には完全に従いたい。
でも、その忠誠への返事は、屈辱と屈服と蔑みがいい。

愛情を受けるのは人としてすごく嬉しい。
同時に、奴隷としてはこうした屈辱と屈服と蔑みが嬉しい。
その表現の仕方が、残虐であればあるほど、忠誠への
リアクションとしては真逆であればあるほど私は感じる。

「こういうことされて嬉しいんでしょ?変態。」

心にズシンと響く。そして思考を狂わせる。



(つづく)



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憧憬(その15)

倒れこんでから、意識がない。だから記憶がない。
目の前にリョウ女王様の服があり、背中をさすられているのが
はっきりわかる。
あぁ、私は愛撫されている。もったいない。。いいのか?
こんなことされて。

段々事態が把握できてくる。
私はリョウ女王様に引き起こされて、今両足の間に正座している。
そして、ぴったり体を抱き寄せられて愛撫されている。

マゾの堕ちた状態でのとろけ方とは、異質のとろけ方を
してしまう。ずっと片思いで告白することすらも出来なかった
目を合わせることも躊躇した少年の日の恋のようなそんな
甘い感覚が私を包む。

でも・・・私は、調教を受ける身。リョウ女王様の奴隷。
そんな甘えは許されない。
甘えてしまえればどんなに楽だろう。

良いじゃないか、折檻されても。
甘えてしまえば。今がそのチャンスだ。


でも・・・できない。どうしてもそれだけは。
それをしてしまったら、何かすごく大事なものを失いそうで。
だから、できない。私は決してしない。

どんなにヘタレになろうとも、わがままになろうとも。
リョウ女王様のご好意を無にするようなことだけはしたくない。
それを裏切ることだけは・・・何が何でも。

忠誠心・・そう、非常に美しいものに私はかしずいて
そして、ある限りの忠誠を尽くしたいのかもしれない。


(つづく)



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Break: リョウの反応2

連載に対するリョウの反応、その2です。

一昨日の「お許しください」という言葉に対してです。
良くこの言葉はGiveUpやNGの意味で使われる言葉です。
でも、リョウと私との間ではそんなルールは作っていません
でした。
別のエスケープワードがあるだけでしたので。
だから、一昨日の日記のこの言葉に関する話は、あくまでも
私の個人的な想いを綴っただけです。
これに対して、リョウから・・・

「これ、知らなかった。
 そういう風に、思ってたんだね。
 ちょっと意外だった。
 そこまでの言葉を、言わせてたんだなって、初めて知ったよ。」

当然の反応だと思います。
でも・・・きっとこれからこの言葉を言わせられるような
きつい責めを受けるのだろうな・・とも思っています。

また、昨日の日記の「私が作った限界の話」にも
リョウからこんな反応がきました。

「ここ。
 ここからがね、楽しいの。
 藍自身が、もう限界だっていうところが
 たぶん、感覚的にわかる。

 それを超えると、壊れていくでしょ。
 それが見たいがために、責めるの。いつも。
 でも、もっともっと、壊したいって思うの。」

ああ・・なるほど、やっぱりわかっていたんですね。。
わかっていて責められたんですね。。
なんかすごく幸せです。
こういうコミュニケーション最高に好きです。


愛してる、リョウ。
また心を繋ぎましょう。

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憧憬(その14)

私は、リョウ女王様の膝の上につっぷしていた。
リョウ女王様はそんな私を許すわけがない。
髪の毛を引っ張り上げて、強引にあっちの世界にいる
私を現実に引き戻す。

目を覚めている。でも、もう声がでない。意識は混濁している。
そんな私をまた乳首責めする、リョウ女王様。

そう。この責めだ。
もう、ここまでだろうという限界は私が勝手に作っている。
その一歩先をリョウ女王様は察知しているみたいだ。
限界を超えたことをされていると私は認識している。

声が出ない。できることは目を開けることだけ。
音もきこえない。静寂だ。視覚がぼけてくる。
許してくださいとも、もういえない。黙って堕ちるだけ。
あっちの世界に吹っ飛ぶだけ。

思考が・・・できない・・・もう、何も・・・
ああ。。。

ふっと意識が飛ぶ。
がたがたっと音が遠くに聞こえる。


・・・・・・・・・・



私はどうやら床にたおれ込んだらしい。
勿論そこは私の天国であって、床が冷たいなどと感じる
ことは決してなかった。


(つづく)



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憧憬(その13)

私は叫びだした。
あまりにも気持ちよくて。

「ごめんなさい・・」

また、ふっと気が遠くなる。
バシッ! ビンタが炸裂する。
まるで、波状攻撃だ。この世に生きている感覚がしない。
こんなんでどうやって意識を保てというのだ?
段々まともでなくなっていく自分をどうやって引き止めればいい?

また、乳首への責めが再開される。
どうして、感覚が飽和しないのか不思議なほどに。
リョウ女王様の天才はまさに今発揮されている。

とうとう、私は泣き出した。

「お許しください。。」

この言葉は私は嫌いだ。
言うくらいなら調教をお願いするなと普段は思っている。
でも、とうとうその大嫌いな言葉すら言ってしまう。
聞き入られることなどありはしないのに。

泣いた。本当に許して欲しいと思った。命令が守れないのは
本当に辛い。それだけは守りたい。
でも、無理だ・・・どうやっても無理・・
意識が・・・混濁する。必死に目を開ける・・頭にもやがかかる
自分の声もきえていく・・・ああ・・・・

この状態をなんと表現するのだろう。
昇天。この言葉が適切かもしれない。

(つづく)



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Break: リョウの反応

この連載を書いて欲しいと言い出したのは
リョウでした。
不思議と私はあまり乗り気ではなく、別の日の
逢瀬を書こうと思っていたくらいでした。

どうせ、書くのなら今ひとつリョウが理解しきって
くれていないような私の感情を連ねてみようと
そういうことでこの一風変わった連載がスタート
したわけです。

理解しきってくれてはないようだよねという私の意見
に対してリョウからこんな返事がありました。

「そう思う。
 なんとなく、こうなんだろうなって思うのは、あるんだけど。
 でも、ちょっと言葉で説明するだけと
 こういう風に、日記に書いてくれるのとでは
 伝わる量が、違うように思う。」

なるほど、と思う反面、何度もリョウには伝えているつもり
の私は少し不思議な気もしました。
案外伝えきっていないものなのだなぁ・・と。
これに対しては、

「『やっぱりこんな感じなんだ』って確認するという意味も
 あるけどね。
でも、伝わっていない部分もあるから。」

なのだそうです。
伝えたつもりでも伝わりきっていないことはある。
まぁ、リョウと私との関係では確かに日常茶飯なことでは
あります。

でも、こんなメールも着ました。

「またいじめたいって思ったし
 また、思い出して濡れてきた。

 サドなのかな、私。」

はい、そのとおりです。
自覚症状がないだけです。


愛してる、リョウ。
この上なく誰よりも。


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憧憬(その12)

どうして、頬を思い切りはたかれているのにこんなに
嬉しいのだろうか。
実際痛みは、音ほどは強くない。あるのは衝撃。
頭に直接感じるような衝撃と、そしてビンタされたという精神的衝撃。

これが、たまらない。精神的に完全にマゾに堕ちるから。
マゾの世界の中でうっとりしてしまう。
躾けとか調教に関連しそうな、こうした罰はマゾに堕ちている
状態の私にとっては、辛いものでも腹の立つものでもなんでもない。
むしろ望んでしまうくらいの喜びだ。

そう。私はリョウ女王様にしつけをしてもらいたい。
リョウ女王様に調教をしてほしい。
強い願望を持っているらしい。

涎がたれそうなほど、気持ちよくなっているのを必死で隠す。
躾をされているのに不謹慎だ。
ふらふらになるほど気持ち良いのに気持ちいいという態度を
示せない。つらい。


そして、また快楽責めが続く。繰り替えされる乳首への責め。
目を開けてリョウ女王様の目を見ることを指示される。
引きちぎれそうなくらい、強烈に爪を立てられる。

「うぁぁあ!」

でも、爪を立てられるのは快感。辛いわけではない。
辛いのはその直後の愛撫。ものすごく感じる。耐えられない。
目を開けているのが無理なほどに。こっちの方が圧倒的にきつい。



(つづく)



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憧憬(その11)

「こっちをみなさい。目をみて」

恥ずかしさがどっと全身を襲う。リョウ女王様を見ることができる
のは本当に光栄だ。嬉しくてしかたない。でも同時に恥ずかしい。
こんな憧れの人を直視するのはそれだけで恥ずかしい。
同時に私の姿もみられてしまう。マゾに堕ちた浅ましい姿を。


普通の愛撫と何が違うのだろうか。
普通の愛撫は相手を楽しませるものだ。
そして、普通は短時間で終わる。

リョウ女王様の責めは、第1義的には決して私を喜ばせるもの
ではいない。責めは正直それが快楽を生むものであっても辛い。
その瞬間瞬間は逃げたいと思ってしまう。
けれど、私は逃げない。逃げたくない。もっともっとと求めてしまう。
そして、結果的に私のマゾの部分を喜ばせるものだ。

気が段々遠くなってくる。
ひたすら体に襲ってくる凶暴な快感に目がくらむ。
段々、リョウ女王様の姿がぼけてくる。

まずい、粗相をしてしまう。命令を守れない。
必死に目を開ける。リョウ女王様の命令はなんとしても守りたい。
けれど・・・けれど・・・・・あぁ・・・助けて・・・

ふっと・・・・意識が切れる。天国に逝く瞬間。
ごめんなさい・・頭では考えても言葉にすらできない。
あぁ・・・・

そして、髪をむしられるように引っ張られて左頬に熱く
激しい衝撃と高い大きな音を感じる。はっと目を覚ます。

ビンタだ。リョウ女王様が思い切り私の左頬を叩いたのだ。
あぁ・・・うれしい・・・・・心がとろける。




(つづく)



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Break: 裏話2

リョウが私に衣装を見せる時にどうしてガウンを
羽織っていたのか。
私は、リョウがわざと私のために隠していて
一気に見せようとしているのかと思っていました。

でも、これもあとでリョウの告白を聞くと違うようです。

「今日も、女王様の衣装、我ながら似合うなぁって思いながら
 身につけてたんだもん。
 そうじゃなきゃ、あんな恥ずかしいカッコ、してられない。

 といっても、最初ものすごく恥ずかしくて
 どうしようかと思ってたんだけど。
 だから、上に羽織ったガウン、脱げなかった。」

勿論、そんな素振りは彼女は一切見せません。
まさに女優ですね。(笑)

ところが、実際プレイをしてみると少し様子は変わっていました。

「また、写真に撮ってほしいって思った。
 久しぶりに。
 女王様の、写真。」

なのだそうです。
今回は写真を撮影することは始めから考えていませんでした。
次回は・・もしそういう機会があれば是非写真をいろいろ
準備したいと思います。

乞うご期待ください。


愛してる、リョウ。
私も写真を是非残したいと思います。

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憧憬(その10)

「あぁ・・・きもひぃぃぃ・・・」

リョウ女王様は左手で乳首を責め、右手で舌を責めるのを
やめて私の頭を胸に抱きしめる。

ありえない・・・あってはいけない。
目の前にリョウ女王様の素肌が・・抱きしめられている。
そして・・・乳首を潰され、爪を立てられる。

「ぐあぁぁぁぁ・・・・」

苦痛の叫びではない。
涎をたらしそうなほど、感じている喘ぎだ。
口元から涎がたれそうで本当に困った。
リョウ女王様の腕を汚すわけにはいかない。
だらりとたらして、その粗相をとがめられひっぱたかれる
妄想が頭に浮かぶ。

「ぐあぁァァァ!!!」

甘い妄想など吹き飛ばす痛みが乳首に襲い掛かる。
でも、痛いのはほんの一瞬。そのあと狂ったような
凶暴な快感が私を襲う。

こわれる・・・これ。こわれる・・・ぜったい・・こわれる・・

私の不安を理解していただいたのか、リョウ女王様は
自分の顔を奴隷の私の顔にぴったりとくっつけ合せて
そして頭を抱え込むように抱きしめる。

天国と、地獄のあとの天国。
私にどうやってこの時間を説明しろというのか。
ありえない世界を私は浮遊し始めた。



(つづく)



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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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