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ごうかん

会いたくて、会いたくて。
どうしようもなく、会いたくて。
時間をなんとか合わせこんで
リョウとほんの短い時間でしたが、会うことができました。

飢えた野獣のように発情していた私は
襲い掛かるようにリョウの服をはぎ、リョウを犯しました。

愛撫もせず、優しい言葉もかけず、ただ息を荒くしてリョウを羽交い絞めにして
リョウの体を裂き・・・そしてリョウの体を貫きました。。。

その間、リョウは抵抗もしないで、ただただ私を見ていました。
それは
恐怖の目でもなく、かといって発情している目でもなく
悲しい目でもなく、寂しい目でもなく。
透き通った優しい目でした。

リョウは、私が体を動かし始めると、小さな声で吐息をもらし始めました。

私は今でも、どうしてそんなことを言ったのか、わからないのですが
こんなことを言いました。
「リョウ、感じちゃだめ。声を漏らしちゃだめ。お前は、私に犯されてるのだから」

こう言うと、リョウはおとなしく言うことをきいて
吐息を漏らさないように、かみ殺していました。。。


こんな風なごうかんをして
これがプレイなのか、自分の欲望なのか、正直に言ってわからなくなっていました。

「いいよね、今日はこんな風な感じで。欲しいんだ。ごめんね。余裕なくて」
私はこんな風に想いながら、リョウの中で果てました。


「あんなふうにSEXしたの初めてだったね・・・」
リョウに先日言われて、少しだけ後悔しました。
理由は良くわかりません。でも、少し後悔しました。


P.S.

この下着・・・実は胸のカップのところが縦に裂けています。
なので、どうしてもこぼれてしまうのです。




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無理だと思う心は・・・

リョウはしょちゅう「無理だよ、できないよ、まだ早すぎるよ」とギブアップします。
私はいつもいつも、リョウのこの姿勢が不思議でなりません。
乗り越えられないことなんてないと私は信じているので。

「うまく行かない現状を嘆くより、少しでもうまくいくように努力してみようよ」
私ができることは、こうやってリョウを励ますことだけです。

「うん。やってみる」
いつも、リョウの決心で2人の会話はおわります。

こうして、去年、リョウは1つのことに挑戦しはじました。
あの時はあんなに無理だ、無理だといってたのに
今ではすっかり一人前になっています。

先日、また、リョウは「無理だよ、早すぎるよ」と言いました。
2人の会話は去年と同じに進みました。

さて、来年どんなふうに花開くことでしょう。
去年の課題に比べると数段難しいことですが。。。
私は、今から楽しみにしています。

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リョウの日記 ~兄のこと(5)~

いつものように、兄の部屋に遊びに行った時のことです。
部屋を暗くして、兄がベットへと私を誘いました。
何をするのかわからなかったのですが、誘われるまま
恐怖心も無く、兄の側に行きました。

ふとんにもぐりこみ、服を脱いで、自分のものを私に見せた兄。

私は、父親とその頃まだ一緒にお風呂に入っていましたので
兄のものを見ても、特に驚きはしなかったと思います。


どういうことを言われて、そういう行為を始めたのかは、記憶に無いのですが
私はその時初めて、男性を口に含むことになります。

舐めて、口に含んだ記憶が、うっすらとあります。
いえ。している時の記憶は、全くありません。
した後で、「こんなことをしたんだ」と思った記憶だけが、あるのです。


私がしている時の、兄の周りの、異常な空気。
「普通じゃない」「いつもと違う」
そういうことは、敏感に感じ取っていました。


終わったあと、兄に口止めされたわけでもないのに
私はこう、思いました。



ダレニモ イエナイ

ダレニモ イッテハイケナイ



そしてその行為が、その関係が、数年続くことなど
当時の私には、想像も出来ませんでした。

(つづく)


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Break: 会うと必ず

リョウと私は、会うとほとんど交わっています。
2人共、飢えて飢えて仕方ないといわけでも
発情しまくって、どうしようもないというわけでもないのに。

すごく、当たり前のように交わり始めます。

私は不思議でした。
今まで、付き合ったことのある女性のほとんどは
会えばすぐ交わる、という関係を嫌う人が多かったからです。

私は、ずっとずっと不安でした。
リョウは、本当は嫌なんだけど
私に合わせて、こらえているのではないだろうか・・・と。

意を決して聞いてみると、意外な答えがリョウの口から。
「普段ずっと話をできているのでいいよ、いまのままで。
 会う時は、会ってる時しかできないことしたいから。」

私は、心の中で深く深くためいきをはきました。
あぁ、よかった。リョウで良かった。
このなんとも言えないピッタリ感、あ・うんの呼吸。
私は、リョウを愛しています。



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リョウの日記 ~兄のこと(4)~

兄のことを好きだったのかと、藍に問われて
初めて、当時の自分の感情のことを、考えました。

実は、今でもわからないのですが
それでも、兄のことを「好き」だったことは、間違いないのです。

今でも、嫌いになっていない。

兄弟。

不思議な関係です。
幼い頃から知っているが故に
憧れる気持ちも、少しづつ積み重なって、大きくなっていったのだと思います。

一番身近にいた、異性でもありました。

異性として意識していたかどうかは、わかりません。
それでも、幼い私が憧れる対象としては、十分でした。




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Break: さくら、さくら

人里離れた、さびれた温泉をたずねて
夕暮れ時にさくらの並木を2人ので手をつないであるきたい。

夜桜の下、月明かりにてらされて
重なり合うように湯船につかり

長い長い口づけのあと
全身でお互いの存在を確認するように抱き合って
当たり前のように交わりたい。


夢が実現しますように。


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リョウの日記 ~兄のこと(3)~

「こんなことは、たいしたことじゃない」


私が、信じていたことです。

私は、辛い経験をしてきたんじゃない。
私は、特別なことをしてきたんじゃない。


藍に話を聞いてもらうまで
一度も、このことで泣いたことはありませんでした。

兄とのことで涙が出たのは、藍に全てを話し終えた後でした。

一気に、涙が溢れ出たのを、覚えています。
藍が「辛かったね。苦しかったね。ずっと、我慢をしてきたんだね」
そう言ってくれるのを聞いて、初めて
「私は、本当は辛いと思っていたんだ」そう、感じました。



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Break: 進化そして深化。

ここのところ立て続けにリョウと私の間に
変化が起きています。

特に外況が変わった訳ではないので
2人の関係が進化したということになります。

私達の関係は、なんていうかある日、突然、進化します。
まるで、さなぎが蝶に羽化するように、今までの関係が
急に変わるのです。

勿論、2人の付き合い方とか逢瀬の回数だとか
SEXの仕方だとかそういうものはほとんど変わりません。

変わるは2人の考え方です。
2人のさまざまな感情、過去の行為、交わした言葉、約束。
そういうもの自体は、かわらずそのままにあるのですが
私達の2人の捕らえ方、解釈の仕方、考え方が変わるのです。

ここ数日の間に起きていることは、今年に入って2度目の羽化です。
まだ、リョウも私もまだ自分たちの進化についていけていません。
でも、間違いなく2人の関係が深化したことは自覚しています。


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リョウの日記 ~兄のこと(2)~

まだ私は、小学4年生だったはずです。
その時兄は、中学生でした。

初め、兄が何をしようとしているのか、何をしてほしいのか
私には、わかりませんでした。
それでも「イケナイコト」ということだけは、わかりました。

何がきっかけだったのかは、覚えていません。
というより、当時のことをほとんど覚えていないというのが、正しいと思います。
無意識に、記憶に蓋をしていたように、今では思うのです。

藍に話をしていて、思い出したことがいくつかありました。
それでも、断片的にしか思い出せないのです。

思い出せないから、辛いことではない。
そう、ずっとずっと、思っていました。

誰にも話せずにいたと同時に、誰にも話さなくても平気だと、思い込んでいました。



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リョウの日記 ~兄のこと(1)~

藍に、兄とのことを「近親相姦」という表現をされた時は
実は、ショックでした。
私の中で、ずっと否定し続けてきたことだったからです。

もちろん、兄のことは「好き」でした。
でもそれは「憧れ」とか、兄弟として「好き」ということに
留めておきたかったのです。

この歳になって、久しぶりに兄とのことを思い出し
藍に話してみようと思ったのですが
藍に「それは、恋ではなかったの?」と聞かれるまでは
考えないようにしていたことでした。

私自身は、たとえ「好き」という感情を抱いている相手であったとしても
「性的虐待」というイメージの方が、強かったのです。
もちろん、それはイメージであって
その言葉を、当てはめて考えたことは無かったのですが。


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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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