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快楽・・・(その7)

リョウが私にお尻の急所を突かれ、ぐったりし、「踊り」終える頃には
リョウは、汗だく状態でした。
呼吸も整わず、髪は乱れ、顔中体中汗だらけ。

連続した責めを受け、リョウの全身は非常に敏感になっていました。


この日、なんで私はこんなにリョウを連続して責めまくったのか?
連続して責めることで、何かが変わると思ったのか?

もう、リョウが疲れ果てているのはわかっているのに
もう、リョウが休みたがっているのはわかっているのに
私は、リョウを責め続けたいと思いました。


体から力が抜けてしまっていて
うまく動けないリョウを、私は引き起こしながら

「ほら、上になって。下から突き上げてあげる」

リョウは、思い通りにならない自分の体に必死に鞭打って
仰向けに寝転ぶ私の上に重なります。

「膝を下ろしちゃダメ。あの体勢になって」

あの体勢というのは・・丁度、和式トイレでしゃがむ体勢のことです。
リョウが言うには、この体勢だとあそこが丁度剥き出しになり
私自身の形を、膣内ではっきりと感じ取る事ができるらしいのです。

不安定な姿勢なので長時間は持ちませんが
リョウはこの強烈な刺激を、最近特に好んでいました。

しゃがみこみ、腰を落としながらリョウは私自身を体内に導こうとします。
私はがっちりと、リョウの体を押さえ込んでその動きを止めました。

「どうしたいの?」
「欲しいの」

リョウはじれったそうに、体を捩じらせて腰を落とそうとします。
私は絶対に許しません。

「何が欲しいの?」
「・・・オ○ンチン・・・」
「誰の?」
「藍の」

もう、何度も同じことを繰り返しているので
リョウも、最後は何を言わされるのかわかっているはずです。
でも、やはり恥ずかしいのでしょう。
決して、リョウは質問されたこと以上のことは、答えません。

「どこに欲しいの」
「あそこ」
「あそこじゃわからない」

悔しい、恥ずかしい、じれったいという表情を、一瞬リョウがします。

「・・・おま○こ」
「だれのおま○こ?」
「私のおま○こ」

「欲しいの?」
「うん」

当たり前じゃないかという気持ちが、リョウの言葉に含まれています。

「じゃあ、お願いしないと」
「入れてください」
「それじゃあ良くわからない。ちゃんとお願いしないと、ダメだよ」

リョウは硬く目を閉じて、そして大きく息を吸って観念したように言いました。

「・・藍のおちん○んを、私のおま○こに入れてください」

リョウの言葉の最後を聞くか聞かないかのタイミングで
私はいきり立った分身を、リョウの体に突き刺しました。

「・・・んんんん・ぅぅうはぁぁぁぁああああああ!!」

リョウの美しい顔は、苦しみを受けているようにクシャクシャにゆがみました。


(つづく)



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快楽・・・(その6)

リョウの一人で勝手に踊ってしまう、いやらしいダンスは
リョウが汗をグッショリかいて、体力が尽きるまで続きました。
ひょっとしたらこれでイケるのではないかというくらいまで
いい感じになっていったのですが、今ひとつで終わってしまいました。

リョウは連続の責めで、ぐったりとしていました。

私は、これで休ませたくありませんでした。
もっともっと追い詰めたい。
快感に疲れ果てている今だからこそ、もっと責めたい。

リョウを今度はうつぶせに寝かせて、指を唾でべっとりと濡らして
休ませる間もなく、今度は後ろの穴を責めました。

リョウは一瞬私の目を見て
(もう無理、やめて・・勘弁して・・)
という表情を見せましたが、私は完全にこれを無視して
リョウの後ろのポイントを、中指でグリグリいじりました。
リョウの表情は、苦痛から快感のそれへと、すぐ変わりました。
そして、やはり自分の意思とは無関係に、腰をせり上げていってしまうのでした。

丁度腰のところだけ持ち上げた状態で、尺取虫のような格好で
リョウは私の中指に、翻弄されていきました。

「膝を中に入れて、お尻を突き出して」

リョウは、おずおずと足をお腹のところに丸め込んで
お尻を私に突き出すように、上げました。
この体勢はリョウの後ろのポイントが当たりやすくなるだけでなく
膝を使って、リョウが腰を振ることができるのです。

私は、前をいじったときの「踊り」を後ろでも再現しょうと思ったのです。
後ろのポイントを刺激して、リョウが腰を動かし、それがまたリョウのポイントを
刺激する・・・
ずっと続く快感の「踊り」を、お尻でも感じさせたいと思いました。

そして、私の目論見どおり、リョウは激しく声を上げ、腰を振りながら
快感の渦に巻き込まれていくのでした。

(つづく)


P.S.

いつも、私たちを暖かく見守って頂いているあなたへ。
昨日、今日のあなたの急展開の変化を、私たちは見守ることしかできません。
今の状態が、あくまでも仮のものだと信じたいです。
そのうちきっと、今までどおりにもどることを祈っています。

あなたの今の苦しみが、少しでも和らぎますように。
そしてあなたの幸せと、平穏な日が、1日も早くもどられますように。

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快楽・・・(その5)

ベッドに移動する途中、リョウは足をもつれさせて、私に寄りかかるようにしていました。
快感の余韻が、まだ体を支配しているのでしょう。
自分でうまく、足をコントロールできていません。

いつもであれば、私はここでリョウとシーツの上で話をして、ゆっくりまどろむのですが
この日はわざと休ませないで、そのままリョウを責めました。

リョウはイッた後に、中が敏感になります。
普段より、感じやすくなっているのです。
ベッドに倒しこむなり、仰向けにぐったりと寝そべっているリョウの
濡れそぼったあそこに、指をつきたてました。
もう、探ることなく入れてすぐわかる、リョウのGスポット。
手前にひきつけるように、そして腹の方に押し上げるように、中指を動かしました。

「・・・????ん!!!???!??!」

リョウはいきなりの予期しなかった責めと、自分の体の反応にまず驚いていました。
腰が大きくグラインドしています。
男を誘うような腰を大きく回しながら、突き出すあのいやらしい動きです。

リョウは意識して、この腰の動かし方をすることはありません。
体が、勝手に反応してしまっているのです。
リョウは驚きの状態から、次第に快感の波に襲われていきました。

「・・・ん・・んん・・ぁ・・あ・はぁ・あああ!!!」
私は最初こそ指を動かしていたのですが、そのうち動きを止めていくことになりました。
リョウの腰の動きが激しくなってきていて、無理に中をかき回さなくても
十分、リョウへの刺激になっているのがわかったからです。

リョウは、中が気持ちよくて腰を思わず動かしてしまいます。
すると腰が動くことで、私は指を動かさなくても
リョウのGスポットを、勝手に刺激してしまうのです。
そうすると、またリョウは感じてしまって、腰をよじり・・・それが快感を生み・・・

まるで、ハウリングを起こすマイクのように、どんどんフィードバックがかかって
リョウは一人で、いやらしい腰の動きをするダンスを踊っていました。

「ぇ・・?!何?ぇ??何??なに?!!!」
「気持ちいい・・いい!!きもちいいぃぃぃぃ!!!」


リョウは初めての感覚に、戸惑いと興奮あらわにしながらも、どんどん溺れていきました・・・。

(つづく)


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Break: 愛し君へ

ごめんね、本当にごめん。

何も君の気持ちを理解してあげられていなくてごめん。

君のことを私が愛している自信はある。
でもね、君を愛せているかどうかには全く自信がない。
全ては私の単なるエゴと自己満足なんじゃないかと
いつもいつも考えてしまう。

言葉少なく直感的な表現が多い君。
私が出来ることは君の気持ちになりきろうとすること。
でも、その知ろうとする努力はいつも誤りばかり。

間違った解釈と私の勝手な誤解で
君を却って混乱させ苦しませている気がする。

そして、言葉が足りないばかりに
君を無用に悲しませてしまっている。


私に出来ることは、君を知ろうとすること。
そして君を理解するためにひたすら考えることだけ。
自分で自分の不器用さにあきれてしまう。
でも・・こんな愛し方しか私にはできない。


君が時折見せる、あの優しい眼差しは私をいつも子供にしてしまう。
何もかも放り投げて甘えてしまいたくなる。

でも・・
今の私はあの眼差しに甘えたくない。
あの瞳をきちんと見返せる強い自信が欲しい。
きちんと君を愛せる男になりたい。

愛し君へ。
まっさらな今の私の気持ちを込めて。



P.S.

こんな情けない気持ちになっている時にすごく嬉しい知らせが。。。
昔お世話になっていた方が、日記を再度書きはじめられたようです。。。
いつかきっと帰ってきてくれるって信じていました。
ご連絡本当に有難う。本当に本当に有難う。


P.S.2

そして、もうお一方。ずっと前からのお友達。
今日の日記を読んで声をかけていただきました。
偶然(?)ですけどその方も日記を再会されたとか。
なんか・・すごく励まされて・・・幸せな私です。
陳腐な言葉しか浮かばないけど、本当に本当に有難う。

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快楽・・・(その4)

雌になっているリョウを、電マでイカせるのは案外容易でした。
立ったまま、両手で私に抱き着かせた格好で、足を開かせて
クリから少し離れたところに、電マを当てました。

「はぁ。。はぁ、はぁはぁはぁ・・あ、あああああ・・」

呼吸が、急に激しくなっていきます。

「いく・・いく・あ、いくいくいぐ、いっじゃううううう・・!!!」

ものの数分で、リョウは上り詰めました。
私は、リョウの体の震えを全身で抱き締めて受け止め、そのまま電マを当て続けました。

リョウは、しばらくじっとしていました。
そしていつものように、私にギュッと抱き着いてきました。
あの瞬間が近いことを知らせる合図です。

「もれる。。。でちゃう。。。。」

ほとんど声と同時に、リョウの殿間から滴がほとばしりました。
次第に、力が抜けて行くリョウ。

ガクガクと痙攣がひどくなったので、私は電マをはずして
かわりに指で、Gスポットをいじり始めました。
イッてすぐのリョウの中は、酷く敏感です。

「ううううう・・・くぅうううううううう」

リョウは腰を引き気味にして、快感に耐えています。
数回かき回しただけで、リョウの全身はガクガクと震え始めました。
そこでまた、電マをクリ付近に当てました。

2度目の絶頂までは、少し時間がかかりました。
でも立て続けの愛撫で、リョウはすっかり陶酔しきっていました。

「いく、いく・・いくぅいくぅ・・・あぁぁあ、はぁぁぁあああああアアアアアア!!」

声を殺した絶叫と共に、リョウはお漏らしをしていました。

「イキながら、もらしちゃったね。。気持ち良かったんだね」

リョウははずかしがって、私の胸に顔をうずめました。


このあとも、そのままリョウを電マで責めたのですが
痙攣がリョウを襲うだけで、イカせることはできませんでした。
シャワーを浴びて、ベッドに移動することにしました。

(つづく)



P.S.

周りに影響を受けにくいリョウが
何故か急速に変わっていく姿は見ていて、むしろ爽快です。
今まで、彼女を甘く見ていた人はきっと、その変化にびっくりするでしょう。

考え方や、生き方が変わるとそれに伴ってSEXも変わります。
この日記では、そんな変わったリョウの一面だけを
捕らえ続けたいです。


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快楽・・・(その3)

リョウのあそこは、私の指を柔らかく飲み込みました。
もう何度も何度も愛撫を繰り返したために、すっかりわかっているリョウの性感帯。
迷う事なく、Gスポットに中指の先端を当てます。

「くぅううううう・・・・」
声にならないあえぎ声を、リョウは出しています。
数回グリグリと指を膣内でかき回して、指を引き抜き、顔を重ねている私達の目の前に持ってきました。。

「見てご覧。真っ白。クリームみたい」

リョウはおそるおそる目を明けて、少し酔ったような陶酔した顔で
愛液がベットリついた指を見つめます。

「ね?いいにおいだね」

2人で、リョウの愛液の匂いを嗅ぎます。

「おいしそうだね。なめよう。」

2人で、リョウの愛液をなめ取ります。

「おいしかったね・・」

リョウはコクンと頷き、私の唇を求め、舌をからませます。
2人の口の中に残った愛液の残り香を楽しむように、深く深く。


もう、繰り返し繰り返しリョウの膣内をいじるたびに
そして、リョウのアナルをいじるたびに行われてきたこの行為。
いまでは、2人のSEXにかかせないものになっています。

膣で感じ、目で見て、匂いを嗅いで、舌で味わい、私の言葉を聞いて
5感全部を使って、リョウは雌に変わって行きます。
同時に私もリョウの様子を5感全部で感じ取り、雄に変わって行くのです。

2人の世界にどっぷりはまったところで、私に促されて、リョウはお風呂場に移動しました。

(つづく)



P.S.

私は、少しおかしくなっているのかもしれません。
リョウを泣かせたい。
どうしても泣かせたい。
そんなことを考えます。
愛しい女を、こんなに愛している女を
どうしても泣かせたいと思うのです。

極限まで、リョウを追い込みたい。
でも、私はそんなことはできない。
私が出来る範囲で、リョウを泣かせたい。
でも、我慢強いリョウは決して泣かない。
彼女は私の行為全てを、優しく受け止めてしまうのです。

どうしようもない矛盾。
すみません。自分の気持ちがまとまりません。

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快楽・・・(その2)

部屋に入るなり、2人は申し合わせたように強く抱き締め合いました。
リョウの細い体が壊れてしまわないか、いつも不安になります。
強く強く抱き締めても、リョウにはもっともっと強く抱き締めてとお願いされてしまいます。

ベッドに移動する時間も惜しいという感じでキスをし、舌をからませ合います。
リョウの両手は、私の首に巻き付いたまま。
私はリョウの乳首を服の上からつまみながら、ゆっくりとリョウの服を剥いでいきます。
乳首が堅くなるにしたがって、リョウの体温が上がって行きます。
吐息は熱く甘く変わっていき、リョウは私の舌を求めます。

私は約束どおり、リョウの下着の中に指をはわせて
濡れているかどうか確認します。

「リョウ、外側まで愛液があふれてる」
「イヤ・・・」
「あぁ。。すごい、中はビッショリだ。。」
「イヤァ・・・」

割れ目に沿って指をはわせると、既に堅くなりつつあるリョウの急所がみつかりました。
クリクリといじり回すと次第に大きくなり、リョウの呼吸が乱れます。

「大っきくなったね、ほら、ここでしょ。。」
「うんうん。そこ・・・」
「で、こうだよね。こうするといいでしょ」
「いい。。きもちいい。あぁ・・いいぃ!」

立ったままの姿勢で、リョウの最後の1枚を剥ぐ時に
私はリョウの上半身から下半身まで、ゆっくりとキスをしていきました。


ハラリと下着をずり下げて、今まで隠れていたリョウの恥部に唇をはわせます。
私の肩にリョウの左足を乗せさせて、リョウの花芯に舌を延ばし丁寧になぞりました。
「イヤァ・・・」

クリをペロリとなでた後に、また先程の体勢に戻り、今度はリョウの膣内に指を這わせました。。

(つづく)

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快楽・・・(その1)

偶然、2人の時間をつくることが出来ました。
逢瀬の時間は、長くはありません。
短い時間で燃え上がりたい。
2人共、そう思っていました。

会う前から、小まめにメールのやり取りをしていました。
「早く逢いたい」
「逢ったら責めまくってやる」
「犯して、めちゃくちゃにして」
「狂わせてあげるね」

お互いの高鳴る鼓動を、そのまま文字にしたような
そんなやりとりを続けていました。

「淫乱になりたい?」
「なりたい。」
「すけべになりたい?」
「なりたい。」
「へんたいになりたい?」
「・・なりたい。」

「また、女優してるでしょ?」
私達の会話で女優するというのは
フェイクをする、演技をするという意味です。
リョウは、楽しそうな笑いを文字にして
「少しだけね」と返してきました。

「でも、本心も入っているの」

やはり、私の気のせいではないようです。
リョウはやはり変わりました。
SEXに対して、積極的になっています。
昔、リョウに対して感じていた抵抗感は
今、ほとんど感じなくなりました。

「もう、濡れてるんじゃない?」
「さぁ?」
「じゃあ、確認して」
「いや、藍が自分で調べて」
「いいよ、じゃあ、すぐに確認できるように下着はとっておいて」
「いや、あなたが脱がせて」


明らかな大人の女の反応に、私は戸惑いと喜びの、両方を感じていました。

(つづく)



P.S.

比較というのは、難しいものです。
比較対照がなければ、特に考えなくてもよかったことも
比較対照ができることで、良い悪いの比較ができてしまう。

自分が何を求めているのか
自分がもっとも必要なものは何なのか
比較で考えるのではなく
自分できちんと見極める絶対的な基準を
私は持ちたいと願っています。


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不思議・・・(その3)

昨日と、一昨日の日記の話を、リョウとしているうちに
リョウは、私をまた叩きたい!と冗談半分で言っていました。

私は・・ちょっと当初の趣旨と違う・・と心で苦笑していました。
でも、リョウの喜びよう(はしゃぎよう?)を言葉から感じているうちに
何故か私も楽しい気持ちになり、「叩かれる立場になるのもいいな・・」と思いました。

・・・・・ん????

と、ここまで考えて、ふとデジャブに近い感覚に襲われました。
あれ?なんだっけ。リョウと過去にこんな話をしたことがある。。。

私は、リョウとのチャットのログを読み返しました。
チャットをしている時には、今一つ理解できなかった感覚。
リョウの気持ちを、理解できなかった言葉。

自分が実際に体験し感じることで、急に分かるようになりました。



「なんていうか
   『私はMなんだ』
   『藍はSなんだ』
 それで
   『藍に、喜んでもらいたい』
 というのと
   『もっとMになりたい』
 と
   『壊れたい』
 とが、なんかごちゃまぜになって
   『藍に喜んでもらえるなら、もっとMになりたい』
 になって
   『藍が、なってほしいなら』
   『藍に、喜んでもらえるなら』
 そして
   『藍に喜んでもらってる自分が嬉しい』
 になる」



「SMの行為は、ほとんど『藍に喜んでもらいたい』が全面的に出てるの。
 だからね
   『リョウのために』
 って言ってくれるのは非常に嬉しいんだけど、私は藍が喜んでくれないことは嫌なの」


リョウの言葉はいつも直観的で、直接的です。
でも、物事や感情をズバリと言い表していることが
多々あります。

私は時間をかけて、リョウの言葉とその感情を理解するのがやっとです。


私は、楽しもうと思います。
難しいことや、理屈や形式を考えずに。
純粋に、2人の間で行われる行為を楽しもうと思います。

それが、行為の主体なのか客体なのかは気にしないで。
自分が楽しみ、喜んでいるのを普通に受け止めたいと思います。
相手が楽しんで、喜んでいるのを見て、楽しんでいる自分を普通に受け止めたいと思います。

多分、それが普段からリョウが繰り返し言っている
「私達のSEX。私達だけの普通」なのだと思います。



P.S.

シリーズものにするつもりはまったくなかったのですが
気がついたら、シリーズものになっていました。
やはり印象深かったせいでしょうか・・・。

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不思議・・・(その2)

昨日の出来事がおきてから、数日後に
立場を逆転したことがおきました。

他愛ない会話の弾みで
今度は、リョウが私を平手打ちにすることになったのです。

「ひどい~!ひっぱたいてやりたい。」
「いいよ。叩いて」

こんな感じだったと思います。
何を話して、リョウにひどいと言われたのかは覚えていません。

「え?」
「いいよ、叩いて。」

リョウは、キョトンとしていました。
私は仰向けに寝そべり、リョウを私に馬乗りにさせました。
丁度、私がリョウを平手打ちした時と、反対の態勢です。

「思い切り叩いて」

私は目を閉じました。
リョウの体が緊張しているのがわかります。
リョウの緊張しているときの気持ちは
自分も経験があるので、すごくよくわかります。


(いいの?本当にいいの?)
きっと、そんなことを考えていたのではないでしょうか?

リョウの戸惑いによっておきる間のせいで
私も緊張してしまいます。
リョウのひざのところをを、しっかりと握りました。

「できないよぉ。。。」
「いいから、叩いて。」

戸惑いを隠せないリョウの泣き言に
私は毅然と言い返しました。

また、少し間がありました。
2人の緊張感が高まります。
まるで、キスをまっている時のような切なさが
胸に込み上げた瞬間。

バチン!!!!

顔全体に、衝撃が走りました。
目の前に、火花が散りました。

叩かれたと思った瞬間にはもう、リョウが上半身をたおしこんで
私に抱き着いていました。

「ごめんね。ごめんね。。あぁ。。赤くなってる。ごめんね」

じぃ~んと熱くなって行く頬に、リョウの優しい唇の感触が広がります。

「ごめんね、本当にごめんね。」

リョウの気持ちは、痛いほどわかります。
私も、リョウの頬が赤く腫るのをみて
今のリョウと同じ気分でした。


「反対も叩いて」

私は落ち着いて、リョウに言いました。
何度か、同じように戸惑いながら私に促されて
リョウは反対の手で、私の右頬を叩きました。

バチン!!!

リョウは先程と異なり、利き腕ではない左手で叩いたので
振り切りませんでした。

ズシンとくる衝撃。
脳が、頭蓋骨で踊る感じ。
軽い脳震盪をおこして、私は少しぼぉっとしてしまいました。

(リョウも、こんな感じだったのかな。。。)
(あんまり、よく見えないや。。考えもまとまらない。。)


先程と同じように、リョウが右頬にキスをしているうちに
意識がはっきりとしてきました。。。

相手を叩く時の、罪悪感と緊張感。
そして、なんともいえない、快感。
相手を叩いた後の、相手の虚脱状態を見たときの
罪悪感と征服感。
そして、なんともいえない、快感。

私が、感じた感覚を、きっとリョウもこの時
感じたに違いありません。


(私がリョウを叩いた時の気持ち、わかってくれたかな?)
そんなことを考えながら、私はリョウに深いくちづけをしました。


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  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
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