偶然だったのか、それとも必然だったのかわかりません。
私達は大切な記念日に、思い出の場所で会うことができました。
リョウは特に、この場所で逢えることを喜んでいるようでした。
やはり、偶然にできた2人の時間を大切に、そして十分に楽しむことができました。
いつもとは異なる場所で、待ち合わせをしました。
かなり早めに私はついていたのですが、リョウも予定より早くついたようで、待ちわびることはありませんでした。
「藍ぃ~~~!!」人目を全く気にしないで、リョウは大きな声を出しました。。
人影から大きく手を振って、私を呼んでいるのです。
ちょっと恥ずかしい・・・と思いながらも、私もリョウに大きく手を振ります。
後でリョウに聞いたのですが、私の顔もすごくニコニコして、嬉しそうな表情だったとか。
でも、リョウの言う通りでした。
なかなか会えない日が続いていたので、私もリョウに会いたくて仕方ありませんでした。
会うなり、すぐに私の腕を取って歩き始めるリョウ。
まるで、私も高校生の気分だな。。。そんなことを私は考えていました。
さぁ、2人の時間の始まりです。
(つづく)
P.S.
今日実は、すごくうれしいことがありました。
リョウがまた、変わってきた証拠を示すような事件でした。
でも同時にそれは、少し寂しいことでもあり
泣き笑いの2人でした。
本当に、いろんなことがありますね。
男と女は不思議です。
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