私は一瞬自分の耳を疑いました。
もう、ずっとずっと聞きたくて仕方のなかったリョウの台詞です。
「いく・・いきそう・・ね・・いい・あ・ああああ!!」腰を大きく振り、リョウの全身が次第に緊張していくのがわかります。
シーツを握り締める手に力が入っています。
私は、最後のスパートに向けて愛液をもう一度塗りつけて、リョウのクリへの愛撫を再開します。
「あ・・あ・・あ・・ああ・・いく、いく・・いく・・」声のトーンが上がってきました。
リョウの膣に私の指がこすれ当たっています。
「・あ・あああああ、いく、ね、いくの、いくいくいくいく」とうとう、とうとうその時が来る、リョウを逝かせる事ができるかもしれない。私は自分が興奮して同時に緊張しているのを意識しました。
おちついて、そのままそのまま・・・自分に言い聞かせるように慎重に愛撫を続けました。
「いく・・いく、いくいくいくいく・・ああああああああ!!!!!!!」一際大きな叫び声をあげて、リョウは腰を大きく上下に振って逝きました。
リョウの絶頂は長く続きました。
「あああ・ああ、ふ・・んあぁああんはぁはぁはぁはぁ・・」リョウはこの絶頂の後に、少し長めに愛撫されるのを好みます。
電マで逝かされた後も、何度かそのまま続けてほしいとお願いされたことがありました。
少しペースを落としながらクリへの愛撫を続けていました。
「はぁはぁはぁ・・ん・・あ・・ぁぁぁ・・・・」次第に呼吸を落ち着かせていくリョウ。
私はゆっくりリョウの下半身から手をどけました。
リョウは、全身から力が抜け落ちたようにグッタリしています。
呼吸はまだ荒いのですが、先ほどのような緊張感は体には見られません。
とうとう、長い長い時間を掛けて、リョウへの愛撫の仕方を学びながら私はリョウを自分の指で逝かせる事ができたのでした。
そう、この長い日記のタイトル、「初めての・・」は、まさにリョウを指で逝かせたはじめての絶頂のことだったのです。
(つづく)
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