「あはははは・・・やっぱり? 今度そういうのやってみる?」いつものように、他愛ない話をしているうちに私達は少しHな話をし始めていました。
「うん。・・・・(小声で)してほしい・・」即座に”うん”と答えた後の小さな声の中には少し甘い響きがありました。
あ・・・今、リョウの体に火が入った。私はすぐに理解して言葉を続けます。
「抱かれたい? 私に今すぐ抱かれたい?」「うん・・」「リョウ、今Hな気分なんでしょ、したい?」「うん・・」もう何度も繰り返されているこのパターンの会話です。
2人ともこのあとどう展開するかはわかっているし、それを望んでいるというのを伝え合うための会話であるとも言えます。
「そう・・・。じゃ、準備して。」「判った。まってて・・」リョウは自分を虐める為の電マと電マをしてお漏らしをしてもいいような準備をし始めました。
実は・・・
私はリョウがどのようにお漏らしをしても構わない様な準備をしているのか知りません。
何度か教えてほしいと聞いたのですが、リョウは頑として口を割らないのです。
私もいろいろな想像はしているのですが・・・どれも当たっている自信がないのです。
数分後、待ちうけが終わってリョウの声が電話口から聞こえました。
「うん、準備できた。」いつも緊張からなのか、それとも恥ずかしいからなのか、テレフォンセックスを始める前のリョウは最小限の事務的な言葉しか話しません。
「うん、じゃ可愛がってあげる。下着を脱いで。」(つづく)
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