他愛のない電話での会話をしているうちに、リョウの体に火がつくことがあります。
前の逢瀬での話をしているうちにSEXの方へと話がずれていった時や、次のデートの約束しているうちに野外での写真撮影の光景などを想像しているうちに。
電話をしている時のリョウは逢瀬の時に比べて淡白なことが多いと思います。
ですから、リョウの体に火が付くことはそれほどは多くありません。
しかし、反対に一度火が付いてしまうと私が直接リョウに触れることはできないせいもあってリョウはかなり大胆になります。
付き合い始めた頃は、直接会わないでHなことをするときにはチャットを使っていました。
しかし、当時のリョウは性感帯も全くといっていいほど開発されていませんでしたので、彼女自身がオナニーをしてもなかなか絶頂にはたどり着けませんでした。
しかも、チャットをするとなるとキーボードを打っていないと会話ができません。
リョウは、両手を使ってオナニーをしないと自分でも逝くことができなかったために、大事な時にお互いに相手の状態を知る術がなくなってしまうのです。
お金は少々かかってしまいますが、電話でHなことをするようになったのはある意味自然な流れだったのかもしれません。
(つづく)
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