リョウにたっぷりと自分の愛液の匂いと味を堪能させたあとに、私はようやく電マを使うように指示します。
「じゃ、電マのスイッチを入れて。気持ちいいところに当ててごらん」少し時間を空けて、電マ特有のブゥーンという電気音がしたあとすぐにそれがくぐもった音に変わります。
リョウが、自分の恥骨に電マを当てた証拠です。
「・・ん・・んん・・んはぁ・・うう・・ううう・・あ、あ、あ、きもちいい・・きもちいい・・」リョウの逝き方には波があります。
段々声が高くなってくぅっと上り詰めていってストンと落ち、そしてまたくぅっと上り詰めてストンと落ちる。
これを繰り返すのです。
絶頂が近くなってくると声色が少し変わってきます。
少し苦しげで、妖艶な女の声に変わっていくのです。
「ほら、もうすぐいけるぞ。気持ちいいだろう。ほらもうだよ。いけるよ。」「うん、うん、うん、あはぁ・・あああああ、いいい、いいいのぉきもちいいいのぉ・・んくぅ、はぁはぁはぁはぁ・・あ・あ・あ・ああああ!!」まだ逝けないけれど段々高みに登ってきたところで、私はおまじないをするのです。
「リョウ、さっきの愛液のにおいを思い出せ。ほらあの匂いだ。味も思い出してごらん。愛液の味と匂いでいっぱいだ。いいだろ、ほら、いけ、いけ!!」「んはあああぁぁ、ん・ん・ん・・んうん!!!はぁぁぁぁ」少しずつリョウが壊れていくのが判ります。
そして、少ししてリョウの声が急に切羽詰ったものになります。
「あ・・あ・・・あ・・・いくーーいくーー」もう少しで逝く状態になったことを知らせる合図です。このまま高みにのれれば逝けるのです。
「いいぞ・・そのまま逝け、いいぞ、いけ、いけ、いけ」「あ・あ・あ、逝く、いく、いく、いっちゃう、いく」「いけ、おもいっきりいけ。いけ、いけ、いけ、いけ!!!!」「いくぅ・・いくぅ・・いくぅ・・・・んはぁああああああああ」体の痙攣がそのまま最後の喘ぎ声にビブラートをかけて、私の愛しい女は絶頂を迎えるのでした。
(つづく)
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