リョウの背中をキスしていくときにリョウにはうつぶせになってもらっていました。背中をキスし終わった後に私は一瞬躊躇したのですが、やはりリョウのお尻への愛撫をすることにしました。
背中の方から腰骨にキスして、双臀をくまなくキスし・・そしてクレパスに舌を伸ばしました。折角、リョウをトロトロにしてきたこの状態を壊したくありませんでした。でも、アナルを愛撫すればやはりリョウは少しこの状態から覚めてしまうでしょう。
クレパスを舌で上下させて、アナルの入り口を丁寧に丁寧に愛撫してマッサージしていきました。そしてリョウの背中にかぶさるように抱きつきながら、リョウの呼吸に合わせてリョウのアナルに指をたっぷり唾液をつけてから差し入れました。
背中を手で優しくさすりながら同時にリョウのアナルの指を上下させました。吸うタイミングで指を中に入れ、吐くタイミングで指を抜きます。こうすることで違和感無くリョウのアナルへの愛撫ができました。
ここまでの長い愛撫のおかげでしょうか。
リョウのアナルはすっかり緊張がとけていました。。
アナルのなかの血管は膨れ上がってドキドキ鼓動をうっていました。こういうときは、アナルが敏感になっていることが多いのです。
実際にほんの少しアナルのポイントに触るだけでリョウは大きく息を吸い熱い吐息をもらしました。それでも、グリグリと強い力は入れないで優しく優しく呼吸に合わせて愛撫しました。
いつもであれば、こうして愛撫した指をリョウに舐めさせたりするのですがこの時だけはそれは避けました。とにかくこの優しい調和の取れた雰囲気を壊さないことだけに注意したのです。
こういう愛撫をしてみると、本当に呼吸を合わせるというのは大事なことだということがわかります。早くしたり、強くしたりがいい訳ではないのです。相手にいかに合わせた愛撫をするか、そのキーになるのがこの呼吸なのかもしれません。そして、私は最後の最後でリョウがもっとも感じるところに手を伸ばしたのでした。
(つづく)
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