縛りの当日は2人ともショックだったのか、ほとんど緊縛のことには触れませんでした。
翌日、翌々日に話をしているうちに、リョウはぽつぽつと縛られたときの感情や感覚を話してくれました。
「縛られれて、動きが取れないと思ったときに何かが変わった。」
「ベッドに転がされる時から感じ始めてた。」
「こういうふうに精神的に感じたのははじめて。」
「多分昔なら縛られても感じなかったかもしれない。」
「縛られて綺麗になる陶酔感があった気がする。」
「抵抗できない状態で藍に犯されたいという願望があったのかも。」
多分、この日の出来事はきっかけだったに過ぎないと思います。
偶然写真を撮るために行った緊縛で、偶然目覚めてしまったのだと思います。
もっと、違うときにリョウの中で目覚める可能性はあったのかもしれません。
そして、これがきっかけで私達は新しいSEX楽しみ方を覚えていくのでした。
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