私(藍)も少し変わった気がしています。
まず、相対的にリョウに求められることが多くなったせいで、様々なことに対して少し引き気味になってきています。
不思議なもので、受身というのは体だけでなく気持ちもどうしても受身になってしまいます。積極性がそがれていく感じです。
今までのリョウとの関係を振り返ると、圧倒的に私の積極性が強かったこともあって、今の状態というのは積極性の面を見ると却ってバランスがとれた関係なのかもしれません。
また、変わったところというと精神面ではリョウに愛情を求めるようになりました。何かの折につけてリョウの愛情を細かく確認するようになったと思います。同時に、リョウに軽蔑されることを怖がるようになりました。
この2つのことは何か連動しているように感じることがあります。
愛情があること、軽蔑がないことを確認すると非常に心が安定するのです。リョウに身を任せることができるようになるといってもいいのかもしれません。
確認して、安心して、身を任せて、没頭して、狂わされて、幸せになる。
リョウと私の新しい関係ではこのことが繰り返し行われているように思います。
そしてリピートの度に深く深く感じるようになってきている気がします。
リョウがよく
「逝かなくても嬉しいし、(気持ちは)満足するよ」
というようなことを言っていました。
男性の私にはなかなか理解しがたい言葉でしたが、受身の立場になってみてリョウの言葉が身にしみてわかるようになってきました。
射精だけでは判らない快感というものも男と女の世界では普通にありうるのだと痛感するようになりました。
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