なかなか日記に書けないでいたことがあります。
気持ちをどう説明していいのかわからなかったということもあります。
あるいは、この日記にそういうことを記すこと自体が怖かったのかもしれません。
あるいは、回数がほとんど無かったこともあって触れなくてすんでいたという理由もあります。
私は、あるリョウとの行為を意図的に日記に記載しませんでした。
リョウとの関係が、大きく変わっていく中でいままでは本当にまれであったことが頻繁に起きるようになりました。
自分の気持ちも大きく変わってきていることもあり、やはりこの行為に関してもこの日記に残そうと思うのです。
その行為とは・・聖水拝受です。
聖水という言葉は、女王様関連のSMプレイをする時にでてくる言葉です。
過去にリョウが女王様になったことはありませんでしたので、聖水という言葉はふさわしくないのかもしれません。この日記の逢瀬の日も、リョウは責め手ではありましたが女王様という感じではありませんでした。
聖水拝受。簡単に言えば、相手の小水を体に受けたり、飲んだりすることです。
過去にリョウを相手に数回したことがあります。
(ちなみに、リョウも私のを浴びたり飲んだりしたこともやはり数回あります。)
リョウとしばらく会えなくなる最後の逢瀬の日に、リョウにお願いしてしたことがあります。
正直に言って、匂いや味は好ましいものではありません。
でも・・・なんというのでしょうか。
リョウの体の一部であったものが私の体の一部になるとでもいうのでしょうか。
私の場合はなんともいえない一体感を感じることができるのです。
しばらく会えなくなる時など、どうしてもこの一体感をほしいと思ってしまうのです。
そして、この日。
「おトイレ行きたい」「うん。じゃ・・頂戴。」やはりリョウに責められたというのが大きかったのでしょうか。
あるいは、流れから遊びのつもりだったのでしょうか。
私はリョウに、小水を欲しいとお願いしました。
リョウは・・・眉をしかめていました。が、最後は仕方なくという感じで私の要望を受け入れてくれました。
2人でバスに移動すると、シャワーを出して2人で頭から浴びました。
頭からシャワーをかぶりながら私達はきつく抱き合ってキスをしました。
そして、リョウは私の肩に手をかけてしゃがむように促しました。
私はゆっくりとバスの床にしゃがみこみました。
(つづく)
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