また、長い連載になってしまいました。
リョウの本格的な女王様としての調教の1回目。
私はどうしても詳細に状況や気持ちを残しておきたいとおもったのです。
この日の調教は、この後の調教の全ての原点になっています。
1回目とは思えないような指示の仕方、命令の仕方。
落ち着いていて、且つ良く私の反応を丁寧に観察して反応を決めている様子は熟達者のそれをみるような思いでした。
私は、やはり彼女にはこうした天賦の才があるのだと信じて疑いません。
ほんの少しのネットでの予備知識と数回のチャットでの調教だけで望んだプレイです。
私にはとてもこんな芸当はできません。
始めに、私を素裸にさせたところから、シャワーをリョウに浴びさせられるまでの間、ずっと私は世界に入っていました。自分が既に普段の自分ではないのは判っていました。でも、この世界に浸りきっている自分があまりにも気持ちよく幸福感に包まれてしまっていて正気に戻りたいとはおもいませんでした。
むしろ、もっともっとこの世界に浸っていたい。そう感じていました。
この日記を正確に記述することには抵抗感がありました。
それは2人の今までの日記に記した関係や状態とは大幅に異なるものであったからです。でも、この日記はやはりリョウへのラブレターであることから、一切を隠すことなくそのまま綴ろうとおもいました。
実は、この日の逢瀬にはもう少し続きがあります。
それも明日からきちんと綴ろうとおもいます。
最近のコメント