「ここに寝なさい。」ベッドの脇の床に掛け布団を敷いてリョウはリードを引っ張って私をそこに導きました。リョウはベッドの端に座わり、私はリョウの足元に寝転ぶ状態になりました。
仰向けに横たわる私の体を、リョウはストッキングを履いたまま足でいじり始めました。顔を踏みつけて、口の中に足の指を深く差し込み、乳首をいじり、そしてペニスも愛撫していきました。
全身をリョウの足で撫でられて幸福感に包まれて私は夢見心地になってきました。
時々目を開けて見上げるとそこにはリョウの微かな笑顔がありました。
「リョウ様・・・」女王様に声を掛けていいのだろうか?という気持ちにさえなっていました。
でも、どうしても伝えたいと思ったことがありました。
「なに?」「・・綺麗です。リョウ様、お美しいです・・・」リョウはにっこりと微笑み返してくれました。
リョウの笑顔を見ながら全身をリョウに足で撫でられる快感に浸る。。。
きっとだらしなく快感に浸りきってしまっている顔をしていたと思います。
何の迷いも無くただただこの状況に私は酔っていました。
リョウは愛撫を一時中断して、ストッキングを脱ぎました。
「ほら、お前の好きなものだよ。1日丸々履いていて私の汗と匂いが染み込んだものだ。」そして脱いだストッキングを私の鼻に近づけて、その匂いを私に嗅がせました。
そうでなくてもリョウの汗の匂いを好む私です。
この状況で、この心理状態で・・・狂人のように喜んで匂いを嗅いでしまいました。
そんな様子をリョウは満足そうに見て、そして私をまた仰向けに寝かしつけました。
素足をそのまま私の顔に近づけました。
「・・ん・ああ・・ああ・・・・」匂いを嗅いでうっとりしているとリョウはそのまま足を口に押し込んで来ました。
足の指で口を犯される感じ。たまらない感覚でした。
私はうっとりとリョウを見つめながら、舌を指の隙間に這わせて舐めてないところがないように貪りつくしました。
リョウは、片方の足で私の顔を踏みつけ舐めさせながら、もう片方の足で乳首やペニスを刺激しました。あっという間に勃起する乳首とペニス。そこを狙ったように執拗に責めて来るリョウの足指。
精神的な快楽と、肉体的な快楽を同時に与えられて私はどんどん被虐感の中の幸福な世界に入り込みました。そのまま永遠にこの時間が続けばいいのにと思わずにはいられませんでした。
(つづく)
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