私はリョウの亀頭責めと前立腺責めをサンドイッチ状態で受けて意識が混濁していくうちに、猿轡代わりに私の口に入れてあったリョウの下着がほろりとベッドに落ちました。
あまりに大きな声で叫び声を自分の意思と上げてしまうので口に何かを詰めておかないと却って自制しなくてはいけなくなり辛いのです。
でも、この時はもうそんなことはどうでもいいような状態でした。
リョウは、私が限界に行き着いているのを理解したようです。
亀頭責めをぴたりとやめました。
前立腺への愛撫はそのままで、リョウはペニスの陰茎をさすり始めました。
強すぎる快感から、穏やかでしかも絶頂に繋がる快感へ。
私は、地獄から解放されてほっと一息を突きました。助かったと思いました。
(ん? 絶頂に繋がる??)この日のリョウは、完全に女王様になりきっていました。
正確にはこの瞬間、彼女はサディストそのものでした。
私を安直な絶頂、射精に導くなどありえないことでした。
背中に悪寒が走りました。
(まさか? でも、やっぱり? え?やっぱり?)私は恐怖で体が縮み上がるのを感じていました。
「やだ、やだ、許して、許してください。」リョウは黙々と私のペニスをしごいていきます。
私の下半身は既に熱いものが腰に溜まってきていました。
「いっちゃう、いっちゃうよぉ・・いく、ね、いく、いくいくいくいくぅ!!!」リョウが愛撫の仕方を変えてほんの数分の出来事でした。
亀頭責めから続く長い長い愛撫のせいで、私は大量のスペルマを激しく吐き出しました。その一部は自分の顎にかかるくらいまで勢い良く飛び出したのでした。
リョウは、私が絶頂を迎えると愛撫を優しくゆっくりに変えて、また亀頭部分をさすり始めていました。
オバーロードした私の全身は一切の快感をシャットアウトしていました。
そして、徐々に感覚が戻ってきました。リョウが一番喜ぶその瞬間まであと数秒を残すのみとなりました。
(つづく)
P.S.
とうとう30万アクセスです。
ここまでいくなんて考えていませんでした。
本当に有難うございます。
新世界 シリーズ一覧
最近のコメント