私の顔を舐め尽してから、リョウは私の髪を洗ってくれました。
考えてみると、リョウにお風呂で髪を洗ってもらうのは本当に久しぶりでした。
ここのところ、リョウも私もお互いの匂いが消えてしまうのを嫌がってシャワーを浴びずに抱き合うことがほとんどでしたから。
全身を洗い流してくれたところで、この日の逢瀬のタイムリミットになってしまいました。
いつものように慌しく帰り支度をする二人。
部屋から出て、清算をしている時に、リョウは私の乳首をいじり始めました。
きもちいい・・・ 思わず感じてしまう私。
思わず、手が止まってしまいます。
リョウはニコニコ喜びながら私の様子を見て楽しんでいます。
されるほうは溜まったものではありません。段々本気で感じてきてしまいました。
「痛くして。」思わず、私はリョウにリクエストをしてしまいました。
ぎゅっと強くなる指先の愛撫。でも、痛くありません。却って気持ちよくなりました。
「もっと、痛くして。」と何度もお願いしすると、リョウはTシャツの中に指を入れて直接乳首をつねり始めました。これも、却って気持ちいいくらいでした。
「爪をたてて」・・・・結局、こんなことまでお願いしてしまいました。
でも、ちっとも痛くはなくどんどん快感は増すばかりでした。
リョウに後で聞いたところでは、かなり強く爪を立てていたようで
「あんなに痛くして気持ちいいなんて・・・藍は・・」と笑っていました。
清算を済ませると、もう完全にタイムオーバーでした。
私は、リョウの姿が見えなくなるまでずっと見送りました。
リョウの責めと私の受けの形の原型ができた日でした。
しかし、この時はまだ2人がこの世界にどっぷりと浸ることになるとはまだ予想できないでいました。
襲って・・そして・・・ シリーズ一覧
最近のコメント