太ももに腰おろしていたリョウはさらに後ろに移動していきました。
私の亀頭を優しく撫でながらリョウは私に指示をしました。
「足、上げて。」リョウは有無を言わさずに私の膝を曲げさせてアナルに指を這わせていきます。
彼女の本当に怖いところは、決して急な動作はしないことです。
徐々に徐々にペニスからの愛撫を移動させていってアナルへ指を近づけていくのです。
私は途中でリョウの意図を知ります。
知ってしまうとそれは恐怖になります。
次第に恐怖が近づいてくるのを何もできずひたすら耐えなくてはならないのです。
ゆっくりアナルに近づくリョウの指の動きにに耐えられず私は悲鳴を上げます。
「いや・・だめ、そこだけは・・いや・・だめです。。ごめんなさい。。」リョウに何を言っても無駄なのは判っています。
でも、そうお願いしなくては居られないほどの恐怖を私は全身で感じていました。
リョウは再度ローションを手につけてゆっくりと私のアナルに指を挿入していきます。
抵抗など全くできませんでした。何の違和感も無くするりとリョウの指を私は飲み込んでしまっていました。
そして・・・リョウは前立腺を圧迫しながら本格的に亀頭責めを再開したのです。
「くっ・・ぐぅあ・あ~~あ~あ~あ・・ひぃ・・くぅ・・!!!!」腰が勝手に動き出し、激しく上下に痙攣し始めました。
腰が上に行くとリョウの亀頭責めの刺激が襲ってきて、腰が下に逃げようとします。
腰が下に行くと前立腺のポイントをリョウの指が押さえて、今度は腰が上に逃げようとします。
どっちに逃げても地獄は続くのです。
私の体は自分でいうことが完全に効かなくなっていました。
腰はまるで壊れた機械のように勝手に上下していきます。
下半身からは圧倒的な刺激が全身を襲い、背中を通して頭が沸騰していきます。
眼圧がかかり、視野が狭くなっていきます。声は勝手にでて自分で何を叫んでいるかすらわからなくなります。音が次第に遠くに聞こえてきます。
(ああ・・駄目なのかなぁ。。。)薄れていく意識の中で終わりを考えていました。
(つづく)
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