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深まる関係(その4)

床に頭をつけて調教のお願いを私がすると、リョウは私の後頭部に自分の足を置きました。
そして、足に力を入れてまるでタバコの火を靴で消すときのような動きで私の頭を踏みつけました。

こうされるのは判っていました。
そして、ふつうこんなことをされれば自尊心を傷つけられて人は怒りを感じることもわかっています。

でも・・・どうしてなのでしょうか?
乳首を思い切りつねり上げられてスイッチが入ってしまったからでしょうか?
奴隷の私は、リョウがこうして私を踏みつけるのが嬉しくて仕方ないのです。
ぐりぐりと、意地悪く踏みつけられると却って嬉しいと感じてしまうのです。
例えようが難しいのですが、リョウに支配されているリョウの下僕になっている状態が心地よいのです。


リョウにも、プレイの後にどう感じているのか聞いてみたことがあります。

「奴隷と自分との立場をはっきりとさせている感じがしてね。すごく自分が偉くなった気がするのね。気持ちいいよ。すごく」

相手を自分の下に置く快感。
自分が相手の下に置かれる快感。

普段の生活ではありえないこうした状態にリョウも私も興奮を覚えてはまってしまっていました。


私を踏みつけた後、体を起こさせてリョウは続けました。

「まだ、まにあわなかったけど。でも、犬には首輪をしてあげる」

私の後ろでリョウは音を立てながら私の首周りに何かを巻きつける準備をしていました。くるりと首の周りに何かを回され固定されるとリョウにグイっと引っ張られました。

あ・・・細いベルトだ・・・首輪をされたんだ。。

リョウに首輪をされて完全にリョウの言うがままになっていく自分を感じました。
同時に、すっと意識が遠のくような感じになって座っていられずに後ろの壁に倒れこみました。
少しずつ自分が狂い始めていくのを意識した瞬間でした。



(つづく)


20051110.jpg



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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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