リョウは私のペニスへの愛撫を終えるとベッドに敷いてあった布団をバサリと床に敷きました。何をするのだろうとじっと見ていたらリョウは私にいいました。
「ほら、犬の寝床だよ」あ・・・・予想外の言葉に一瞬ひるみ、すぐに私は狂喜してしまいました。
そして、寝床と言われたところに体をごろり横たえました。
その瞬間です。
「寝なさいとはいってない」しまった・・と思ったときは手遅れでした。
リョウは本気で怒る目をしていました。
頭がくらくらしました。同時に体は縮み震え上がりました。
どうなるんだろう?どんなお仕置きが・・・私は本気で恐れていました。
リョウは私をじっとにらんだ後、視線を逸らせて次の動作に移ろうとしていました。
え・・?? 私の気持ちの中で何かが引っかかりました。このまま、簡単に許してもらえていいの?・・と。
「リョウ様、お仕置きをしてください」私の言葉を聞いて、リョウはまた目を釣りあげました。
怖い。すごく怖い。
力では負けないはずなのに、リョウの気迫に私は圧倒されて到底勝てない相手のようにリョウのことを感じました。
リョウは私の顔を黙って上げさせてにらみつけます。
そして・・・・
バシン!
大きな音がなり思いきり左の頬に衝撃が走りました。頭がぐらぐらと揺れます。
頬から火を噴くような熱さと痛みを感じました。
少しおいて・・・
バシン!!
今度は右の頬から火が噴出しました。
2度連続の衝撃に脳が頭の中で暴れて平衡感覚がなくなりました。
痛いはずなのに、ふらふらしているはずなのに。。。
私は多幸感に包まれていました。
痛みが快感であったわけではないのです。
でも、リョウに往復ビンタされたことに私は間違いなく酔っていました。
(つづく)
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