プレイが終わって、ベッドの中で抱きしめあって、まるで会話を交わすようにキスを交わしました。
リョウのことが愛しくて仕方なくなる瞬間です。
お風呂の準備ができて、久しぶりに一緒に湯船につかりました。
私が先に入って、リョウを受け止めるようにして湯船で体を重ねました。
最初はリョウを背中から抱きしめるようにして入っていました。
その状態で、リョウは顔をぎゅっとねじって私を唇と舌を絡めていました。
唇をすっと離して、私を少しだけ悪戯っぽく見た後にリョウはくるりと体を回転させて私に抱きついてきました。そしてそのまま熱いキスを交わしました。
(キス、変わったな。。。本当にうまいキスになった。。。)おいしいキス・・としか表現のしようがないキスをリョウはするようになりました。
絡めあって、ぬぐいあって、先端や腹の部分だけで触れ合うだけのキス。
あたまの奥の脳髄のところがジーンと熱くなってしまうようなキス。
呼吸のために唇を離すのが嫌なくらい気持ちいいキスなのです。
体が温まったところで湯船から一緒にでてまたベッドに戻りました。
熱く交わしたキスのせいでしょうか。私は無性にリョウを抱きたいと思いました。
私がリョウと交わりたいと思うときには大別して2つのパターンがあるように思えます。1つめは、自分の性欲を満足させたいと思ってするSEXです。
もう1つは、とにかく1つにリョウと溶け合ってしまいたいと思ってするSEXです。
この時既に私は、リョウとのプレイで性欲は満たされていました。
ですのでこの時の抱きたいは後者の気持ちがほとんどでした。
(つづく)
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