リョウが8度目の絶頂を迎えたとき、テレフォン・セックスを始めてから1時間たっていました。
リョウは体力と精神力の限界でした。
私も頭がおかしくなっていてこれ以上はとても無理でした。
少しの間、何も話さない状態がありました。2人とも放心状態でした。
時間が少し経ってからでしょうか、私は椅子から腰を上げ、リョウは身の回りの整理をしました。
電話口からはリョウが向こう側で片付けをしているのが聞こえてきます。
私は自問自答していました。
リョウは・・・本当にしたのだろうか?
うまくフェイクしたのではないだろうか?
コップに水を別に汲んでくる手だってあったはずだ・・等等
でも、この日そんなことは確認できませんでした。
その後も、リョウはこの日のことを話してくれません。
電話口で本当は何があったのか・・・リョウは私の指示に従ったのだろうか。
多分、永遠のなぞのままなのでしょう。真実は多分リョウが墓場まで持っていくのではないでしょうか。
整理が終わった後は普通の話をしていました。
この時に初めて気が付いたのですが、私は下着の中で射精をしていました。
一切手を触れることもなく、どこかに接触していたわけでもなりません。
興奮で?異常な精神状態で??おかしくなっていた???
理由はわからないままです。
生まれて初めての経験でした。
リョウはこの話を聞いてものすごく嬉しそう楽しそうにしていました。
彼女は私を興奮させ、私に快感を送り込み、私を逝かせることが本当に好きなので声だけでここまでできたことをそれはそれは喜んでいました。
いままで、何度もテレフォンセックスはしてきましたが、この日のこの出来事はやはりもっとも忘れられない出来事でした。
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