リョウと付き合い始めて、リョウも私もいろいろなところが変化して変わっていきました。
リョウだけが私の影響を受けるわけでも、私だけがリョウの影響をうけるのでもありません。
リョウも私もお互いにお互いを影響しあうのです。まさに相互作用という感じです。
そんななかで、ここ数ヶ月のうちに明らかにわかる変化がおきました。
それは、リョウのキスの仕方です。
キスには様々な種類があると思います。
交わりを始める時の優しいキスから、お互いの興奮の度合いを表現するための激しいキスまで。
時と場合で、キスの仕方は恐らく違うはずです。
リョウのキスの仕方に関しては、付き合い始めた時からずっと感じていたある種の違和感がありました。
リョウは非常に繊細なセンスを持つ女性です。
なのに、何故かキスに変化はあまりなく非常にアクティブで大雑把な舌の絡ませ方をしていました。
ここ最近になって、リョウは交わり始める時に私の舌先が甘く痺れてしまうような優しいキスをするようになりました。
思わず、吐息が漏れてしまうような官能的なキスです。
舌先でお互いの舌先を愛撫するような感じなのです。
唇を離すときには体の芯が熱くなっているのを感じます。
リョウも、恐らく同じ事を感じているはずです。
目が少し潤んで焦点を失って少し陶酔したような感じになっています。
もし、リョウのキスが変わったのが私の影響によるものならこれ以上嬉しいことはありません。
私はリョウが最近覚えた蕩ける様なキスの虜になっています。
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