「縛って・・みる?」体調が万全ではない状態でリョウを縛るというのは正直少し無理があると思いました。
でも、何故か2人とも縛りたい縛られたいという気持ちが自然に引き合っている気もしました。
というのも、もし私がリョウの立場であったなら、この時縛られたいと思うからです。
リョウは、嫌であれば
「ごめんなさい。」と言って断るはずです。私も無理強いをするつもりはさらさら無かったので。
「うん。縛って。」私は縄を取り出すとするするとリョウの体を拘束していきました。
体は動けないように。でも体への負担は最小限に。
手順は既に体が覚えていて上半身はあっという間に縛り上げることができました。
私は、身動きができなくなっているリョウをベッドの上にごろりと仰向けの状態で寝かせると先ほどのバイブを挿入してスイッチを入れました。
「あ・・・ん・・・」きちんとポイントに当たっていることを確認しながらリョウの左太ももにバイブを縄で固定しました。
そして、リョウの足を閉じさせてバイブを両足の間に挟む形で両足を縛り付けました。
リョウの体の中にもぐったバイブは、低い音を立てながら少しずつリョウを興奮させていったようです。私がリョウの乳首を軽く触れただけで、リョウは体を大きくびくつかせて反応をしました。
確かにリョウの乳首は従来から敏感ではありましたが、こんなに大きな反応を示すことは普段はありません。
静かに着実にリョウの体が興奮状態に変化しているのがわかりました。
「感じてるんだね。こんなに敏感になっているもんね」乳首の先端を人差し指と親指でつまむようにして、こまめに場所を変えながらリョウの乳首を私は責め続けました。
「あ・・あ・あ・・ああ・・いい・・あ。あ。あ。あ・・」水面をはねる金魚のように、リョウの美しい肢体はベッドの上で跳ね続けました。
(つづく)
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