長時間の局部への愛撫を受けた後の絶頂の後に感じる鈍痛と嫌悪感を避ける方法。それは、偶然リョウとのプレイで見つけた方法でした。
前立腺を刺激されながら絶頂を迎えるとほとんど鈍痛や嫌悪感じない のです。意識が後ろにいくせいもあって快感は少し減るのですが特効薬とでも言うべき回避方法なのです。
でも、この状態でリョウにお願いをするのは本当に恥ずかしいことでした。何度も躊躇して、私は一言だけリョウにお願いをすることができました。
「アナルに指いれて。」リョウは、恐らく違う意味に捉えたことでしょう。
男の射精後の生理のことなど話をした記憶はありませんでしたから。リョウは特に表情を変えることも無く四つんばいにした時と同様にするりと指を私のアナルに差込み、ホンの少し圧迫するような状態で前立腺を刺激し始めました。
同時にもう片方の手で、例の天才的なテクニックでしごきあげていきました。
「いく・・・いくぅ・・・・・」体が熱くなり、下半身に重くのしかかるような鈍い圧迫感を感じながら私は大量のスペルマを吐き出しました。
これほどたくさんのスペルマを吐き出したことは初めてではないでしょうか。
臍から茂みの所まで一面・・という状態でした。
リョウに前立腺を刺激していもらっていたので、予定通り鈍痛は襲ってきません。しかし、依然としてリョウは私自身への愛撫をやめませんでした。
くる・・・また、あの凄いのがきちゃう・・・逝ってすぐは、飽和状態のようになっていて何もあそこの感覚はなくなっています。でも、それがほんの一時であることは今まで何度も経験しています
やだ、怖い・・こわいこわいこわい・・・弛緩した体と思考の狭間で私はひたすらこの後訪れる絶望的な快感に恐怖していました。
(つづく)
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