2ntブログ

Articles

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

リョウの愛撫日記 ~~これは、序章にすぎない(その4)

「足。 舐めて」

少し強引に口元に近づけた足を、藍は素直に私の足の指を口に含む。
いつも、私を感じさせるために、愛撫する時の舐め方とはあきらかに違う。
仰向けに寝転んでいるので、顔を横に向けても私の足の指を上手く舐めることが出来ない。
親指だけを、かろうじて口に入れているだけ。

そのうち、呆けたようになり、口に集中力が無くなってきた。
口を開けたまま、私の足が藍の顔から離れたのだ。

「どうして離すの」

決して、強い口調ではない。
女王様が奴隷に命令するような口調では、話していない。

それでも、藍は一瞬びくっと身体を震わせた。
まるで、怒鳴りつけられた子犬のように。

顔が強張り、目を見開き、私を凝視した藍の顔は
恐怖心に怯えるようでもあり、またそれに心を打ち振るわせるようでもあり
どこか、何かを期待するようでもあった。
そしてそれは、その後の私の心の変化をも生み出すことを
この時の私達はまだ気づいていない。


「あ・・あ・・・あ・・・・・」

何かを、言おうとしているのかもしれない。
でもそれは、私に侮辱されることを嫌った反応には見えない。

その時の藍の顔が、あの時以来私の頭から離れない。
思い出すと、自分の中の鬼畜な部分が増幅されるようだ。


藍が望む私。
それとは違った、私が望む私。


私は再び足を藍の口に入れる。

「ちゃんと舐めて」

少し舐めるが、また藍は口から離してしまう。
どう見ても、その状況に陶酔していて頭が真っ白になっているようだった。

私はそれ以上足を舐めることを強要せず、亀頭責めだけを続けた。


(つづく)



20050830.jpg



リョウの愛撫日記 ~~これは、序章にすぎない シリーズ一覧

ブログランキング参加中です。
↓応援してくれる優しい方はクリックお願いします。

Navigations, etc.

Navigations

プロフィール

リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

ブログ開始から

検索フォーム

CalendArchive

最近の記事

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

全記事(数)表示

全タイトルを表示

アクセス

総数:
本日:
昨日:

管理者ページ