リョウは2種類の反応を見せました。
私がアナルを後ろからガンガン突き上げる時は、体を大きく反応させアナルの急所に私自身が突き刺さるたびに悲鳴をあげて喜びを示しました。
また、私が動きを止めてじっとリョウを背後から抱きしめている時には、膣の中で蠢いているバイブレータがGスポットを刺激する感覚に穏やかに感じ入っていました。
前と後ろを同時に責めたつもりだったのですが、刺激の大きさの違いでどうしてもうまくいかないことがわかり、私はGスポットへの刺激に専念しようと思いアナルから私自身を抜き去りました。
そして、リョウを仰向けに寝かしなおしてリョウの口元に私自身を差し出しました。
リョウのアナルを犯した後のお決まりの動作になっているので、リョウは私が何も言わないでも自ら顔を持ち上げて私自身を口に含み、丁寧に舐め清めました。
もし、この場に第3者がいて私達の行為を見ていたら、きっと躾けられた女性の姿をリョウに見るのだと思います。
でも、多分その見方はあまり正しくないのです。
リョウは極めて普通にこうした行為をしてくれるのです。
まるで、SEXが終わった後に私がリョウを抱きしめるように、彼女にとっては特に特別な意味を持つわけでもない日常のありふれた愛情表現なのです。
なかなか、最初私もリョウのこの気持ちを理解しづらいことがありました。
被虐心や羞恥心をくすぐられているのではないかとか、考えたこともありました。
でも、それはリョウにきっぱりと否定されています。
裸で抱き合ってピロートークをしている時に異性の体をさすっていることがありませんか? リョウの話から予想するにその感覚に一番近い感じのようです。
私自身を綺麗に舐め清めてもらってから私はリョウの下半身に移動して、バイブを使って本格的にリョウを感じさせようとしました。
バイブは、先端がいろいろなタイプに付け替えることができるタイプのものでしたのでいくつかアタッチメントを変更してみました。
結果は・・・どうも今ひとつでした。期待をしていただけに少し残念な結果におわりました。
縄を解くと、興奮が冷めたせいでリョウは急速に弱ってしまっていました。
リョウも私もすっかり、リョウの体調のことを忘れてしまっていました。
(つづく)
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