「四つんばいになって。」完全に陶酔状態にあった私にはリョウの声は遠くから聞こえるような感じに受け取れました。
縛られて動きが不自由な体で、意識が半分ないような状態で私はのろのろとベッドの上で四つんばいになりました。
何をされるのだろうという事すら私には考える余裕はありませんでした。
お尻を高く上げさせられた状態でじっとしていると、リョウは何か準備をしていました。
「あ。。。。あぁ!」リョウの指が優しく私のアナルの入り口を愛撫し、そしてゆっくりと中に進入してきました。
私の体は既に敏感になっていて、何をされても感じてしまう状態でした。
頭には薄いピンク色のもやがかかったような状態がずっと続いていました。
「ほら、こっちも触ってあげるね」私自身がリョウの手の平で愛撫されていました。
アナルの前立腺を押さえられ、優しく撫でられながら私自身をしごかれていたのです。
「気持ちいい? どう?」私はただただ痴呆のように口を開けて喘ぎまくり、リョウに全てを預けていました。
恥ずかしい格好で恥ずかしいところをリョウに責められているのに、私はひたすら快感に酔っていました。
実は、お恥ずかしいことではあるのですがこの辺りの記憶が少し抜けているのです。
自分が何をして、どう感じていたのかほとんど思い出せないでいます。
リョウは私の背中に抱きつくような体勢で、2箇所責めをしていたように感じました。
実際は違うのかもしれません。
記憶がはっきりとするのは、またベッドの上に仰向けに寝かされているところです。
リョウはまた私自身を掴み愛撫を始めました。
敏感な部分に指先が触れるたびに私は海老が飛び跳ねるように体を痙攣させていました。
(つづく)
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