リョウが壊れていくのを見ているだけで、私も次第に壊れていきました。
もっともっと、リョウをおかしくしたい。そう思ってしまいました。
「リョウ。もっとかわいがってあげるね。指を増やすよ。」私は一度中指を抜くと今度は薬指と中指をねじり込む様に回転させながらリョウのアナルに挿入していきます。
「へ?、や・・・あ。あ。ん・あぁぁあああ」アナルは、快感を与えてリラックスさせれば柔軟性が増して容易に拡張が可能になります。既にすっかり快感に酔いしれているリョウには、恐怖心さえ与えなければ指の2本などやすやすと挿入できるのです。
「ん・・ぐ・・ん・・あ・・ん・・・」1本の時に比べると明らかに低くくぐもった声でリョウは喘ぎ続けます。
両指を少し曲げて、バイブの先端を少し押すと、かわいい悲鳴をリョウは上げます。
「うん、気持ちいいみたいだね。もっと入れてあげるね。」私は、リョウのアナルから2本指を引き抜き、再度ローションを塗って人差し指、中指、薬指の3本をゆっくりとやはり回転させながらリョウのアナルに挿入していきました。
「ん・く・・・・・・・・」流石に、快感に浸る余裕はなくなってきているようでした。
でも、最後まで3本の指は何の抵抗もなく奥深くまで入っていきました。
本当であれば、ここでアナルのポイントを3本指でぐりぐりといじってあげればよいのでしょうが、流石に前に細長いとはいえバイブを入れたままでそれを行うのには無理があると思いました。
そこで、私は3本の指をゆっくり抽送させていくようにしました。
勿論、それは4本目を受け入れるための準備としてです。
「リョウ、痛くないでしょ。普通に入るね。今3本だよ。ほら、少し出し入れすると入り口が気持ちいいでしょ。」「いやぁ・・・・・・」「いやじゃないでしょう。じゃ、4本目いくよ」リョウは観念したように目を閉じていました。
(つづく)
P.S.
抽送(ちゅうそう)という漢字変換ができなかったので、ネットで検索してみたらどうも誤用から始まった造語らしいことがわかりました。
抽迭(ちゅうてつ)が正しいとの話がありますが、この言葉も辞書に無い気がします・・・。
しかし、どうしてこんな辞書にも無い言葉を私は知っているのでしょうか?(笑)
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