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目覚め(その1)

きっかけというものは、本当に他愛ないものです。
ただ、偶然と偶然が重なった瞬間の小さな火花は普通なら火花だけで消え去るのに時々それがきっかけになって引火することもあるのです。

この日の逢瀬の出来事もほんの小さな出来事でした。
私のちょっとした気持ちの揺らぎが引き起こした小さな小さな火花でした。
しかし、それはすぐに引火してしまい目に見えるようになりました。
そして、その後の2人の関係に変化を与えることになりました・・・・


前日に少し仕事の関係で疲れ果てていた私は、その日リョウに会えて非常にほっとしました。
下手をすると会えないかもしれないと覚悟をしていたからです。
会えて、非常に嬉しい気持ちになってしまい・・・私は同時に性欲を失いかけていました。

リョウがよく言う、「抱くのではなく、抱きしめて欲しい」と言う状態に私がなってしまったのです。
こういうこともたまにはあるものです。

それでも、ベッドの中で抱きしめあううちに次第にその気に私もなってきて、ペッティングを始めました。

リョウの全身にキスをしてから、リョウのクリと膣の入り口を同時に愛撫しました。
しかし、どこか歯車がずれているようで、リョウの反応は今ひとつでした。
正上位から挿入して、体位を入れ替えて背後位へ・・・

「いや。やめて。ごめん。」

うまくいかない時というのは本当に駄目なものです。
何をしてもどうもリョウと歯車が合わないのです。

こんな日もあるねと、途中でSEXを中断して半ばこの日のSEXはあきらめて2人で寄り添って寝ていました。

リョウは少し責任を感じているのと同時に私ともっと戯れたいような様子でした。
私に抱きつきながら私の上に覆いかぶさるように体を預けてきました。

そして、いたずらを始めたのです。



(つづく)



P.S.

気が付けば、25万ヒットを超えていました。
リョウ共々びっくりしております。
有難うございます。






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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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