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目覚め(その10)

「四つんばいになって。」

完全に陶酔状態にあった私にはリョウの声は遠くから聞こえるような感じに受け取れました。
縛られて動きが不自由な体で、意識が半分ないような状態で私はのろのろとベッドの上で四つんばいになりました。

何をされるのだろうという事すら私には考える余裕はありませんでした。
お尻を高く上げさせられた状態でじっとしていると、リョウは何か準備をしていました。
「あ。。。。あぁ!」

リョウの指が優しく私のアナルの入り口を愛撫し、そしてゆっくりと中に進入してきました。
私の体は既に敏感になっていて、何をされても感じてしまう状態でした。
頭には薄いピンク色のもやがかかったような状態がずっと続いていました。

「ほら、こっちも触ってあげるね」

私自身がリョウの手の平で愛撫されていました。
アナルの前立腺を押さえられ、優しく撫でられながら私自身をしごかれていたのです。

「気持ちいい? どう?」

私はただただ痴呆のように口を開けて喘ぎまくり、リョウに全てを預けていました。
恥ずかしい格好で恥ずかしいところをリョウに責められているのに、私はひたすら快感に酔っていました。


実は、お恥ずかしいことではあるのですがこの辺りの記憶が少し抜けているのです。
自分が何をして、どう感じていたのかほとんど思い出せないでいます。
リョウは私の背中に抱きつくような体勢で、2箇所責めをしていたように感じました。
実際は違うのかもしれません。

記憶がはっきりとするのは、またベッドの上に仰向けに寝かされているところです。
リョウはまた私自身を掴み愛撫を始めました。
敏感な部分に指先が触れるたびに私は海老が飛び跳ねるように体を痙攣させていました。

(つづく)






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Break: ミスコミュニケーション


月日を重ねてお互いのことを理解する、これは簡単なようであって実は非常に難しいことです。

ちょっとしたことがありました。

リョウと次回の逢瀬の予定を話をしていたときに、リョウは突然私と「今度逢いたくない」といったのです。
私は耳を疑いました。あれほど逢いたいといっていたのに、どうして?と

理由を先に言わないで、結論を心情として私に伝えたため
2人の間で、ミスコミュニケーションがおきました。

気まずくなる雰囲気。私も少し不機嫌になってしまいました。


その後、リョウからメールが届きました。
切々とした、謝罪と逢いたくないという理由の説明がありました。

読んでみれば、確かにリョウがそういうふうに考えるのも納得できました。
当然ですが、すぐに仲直りをしました。
雨降って地が固まるではないですが、私は余計にリョウのことを愛しいと思うようになりました。

信頼関係を作るのには本当に時間がかかります。
反対に信頼関係を壊すのはほんの一瞬でできます。
言葉がほんの少し不足するだけで、いとも簡単にコミュニケーションがぐらついてしまうこともあるのです。
それを最後まで支えて、元に戻してくれるのは相手を信じることだけです。

私はリョウを愛している。リョウも私を愛している。
この確信が無ければ元に戻ることすらありえないと思うのです。


リョウとのこうした事は、今までにも何度も何度もありました。恐らくこれからも何度も何度もあるでしょう。
でも、こうしたミスコミュニケーションすらも私はリョウとの信頼関係の構築に使いたいと思っています。

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目覚め(その9)

「どうして離すの?」

私の陶酔感を一気に覚ましたのはリョウの一声でした。
気がつくと、私の口元からリョウの足の親指は零れ落ちていました。

私は自分がそれに気がついていなかったことにびっくりしました。
そして、その次にもっと大きな恍惚感に浸ってしまいました。

リョウ言葉・・・・
優しい口調でした。厳しく叱るようなものではありませんでした。
言葉のとおりに疑問形の言葉に聞こえるほどでした。

でも・・私の精神状態ではこの言葉は違う意味に翻訳されました。
叱られた。命令された。
今までの人生で感じたことのない感覚。
言葉に酔いました。どうしようもないくらい酔いました。

早くちゃんとしなきゃいけない
そう心の中では思っているのに体は全く言うことを聞かないのです。
それ以上に、この言葉を言われた時の陶酔感にもっと浸っていたいとも考えていました。
焦り、パニックを起こす私。
リョウは少しいらついたように自分で足の指を私の口に入れてきました。

またもや私を襲う幸福感。
リョウはどうして私が「感じる」ポイントをきちんと理解して的確にそこを突いてくるのでしょうか?
肉体的な責めだけでなく、精神的なことまでリョウに完全に支配されてしまうのでしょうか?

少しだけ指を舐めることができました。
すぐにまた、私の口からこぼれてしまったような記憶があります。


自分で自分の体がコントロールできなくなりました。
自分で自分の感情や意識をコントロールできなくなりました。

一連のリョウの言葉、口調、行為、仕草。
その全てが圧倒的な幸福感となって、1つ1つが波のように私を襲い包んでいきました。何度も何度も思い出し、反芻し、その度に恍惚とした気持ちになりました。

こんなに一度にいっぱいの恍惚感はいらないのに。
もっと1つづつゆっくりこの恍惚感に浸らせてくれればいいのに。



これが、被虐心というものなのでしょうか?
私にはどうもしっくりとこの言葉がなじまないでいます。
「虐」を受けている感覚が全く無いのです。
この言葉自体がまったく見当はずれなことのように感じるのです。

では、何なのか?
幸福感、恍惚感。。。分類としては意味の無いものですが、私が感じたのはこの2つ以外の感情ではないように思えます。


(つづく)







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目覚め(その8)

リョウに足で顔を踏まれているというよりは、私はリョウに足で顔を撫でられているように感じていました。
下半身から湧き出る強烈な快感は、私にとってはどうでもいいものになりました。
亀頭責めの快感などを完全に凌駕するような圧倒的な幸福感が私を包んでいました。

リョウは、足に力を入れていました。
私の頬は恐らく大きくゆがんでいたのだと思います。
でも、私にとってはそれは優しく抱きしめられているのと全く同じ感覚でした。
あるいは頬に強くキスをされている感覚と同じという感じでしょうか。

幸せで、幸せで、幸せで。
どうしてこんなに幸せなのか全くわからないほど幸せでした。
私は、どんな顔をしていたのでしょうか?
自分では見ることはできませんでしたが予想は立つのです。
顔を踏まれ、頬がゆがむほど足の裏を押し付けられて、そしてきっと目は潤み焦点が合わない状態で呆けていたことでしょう。

私が陶酔状態に入っているとリョウはとても信じられないようなことを私に言いました。
「足、舐めて」

ああ・・・と私は心の中で声をあげていました。
そうだ、舐めなくちゃ。なんで忘れてたんだろう。
もっともっと幸せになれるに違いない。
すごい。どうしてリョウは私の気持ちがわかるんだろう。。。。

私は返事をすることもできませんでした。
自分の口先に移動したリョウの足先を私は最高の気分で舐め始めました。

幸福感が爆発して私は完全におかしくなっていました。
もう、頭で考えることが、体で感じることができなくなってきました。
この間もリョウは絶え間なく亀頭責めをしていたはずです。
でも、記憶がありません。

私の記憶は、リョウの親指を舐めることに集中していました。
少し遠くに居るリョウを見て、舌でリョウの足の親指を感じ
舌でリョウの足先の味覚を感じ、リョウの足のにおいを感じていました。

でも、そうした5感よりももっともっと強い幸福感に完全に包まれていました。

最初はきちんと動いていた舌先も次第に動かなくなり、視覚も聴覚も味覚も触覚も嗅覚も何も感じなくなっていきました。
動けないのです。完全に何もかにもが停止してただただ陶酔してしまっていました。



(つづく)






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目覚め(その7)

リョウは一瞬固まりました。
私が何を言っているのかわからない様子でした。

一呼吸おいてリョウは私に問いかけました。

「どこを?」

また、言葉が詰まりました。
言いたくない、でも聞いて欲しい。
私の中に渦巻いた欲望は、既にリョウにそうされることを私自身に望ませるように仕向けていました。

「顔。」

リョウは覚悟を決めていたようでした。
慌てることもなく戸惑うこともなく、おはようと挨拶したときに返事をするように、普通に答えました。

「いいよ」


この時、私は確かに亀頭責めされてまともな思考などできないくらい追い込まれていたはずです。でも、それ以上に私はこのリョウとの会話で精神的に狂ってしまっていました。
リョウに足で、私の顔を踏んで欲しい。。

どうしてこんなことを考えたのか?
どうしてこれを私はして欲しいと思ったのか?
どうして私はこんなことを欲望として考えたのか?

リョウはなんとも思わなかったのか?
リョウは私を軽蔑しないのか?
リョウは私を嫌いにならないのか?

確かに、亀頭責めをされていると、リョウが遠い存在に感じてしまうことはありました。亀頭責めされながら抱きしめて欲しいという贅沢な欲望は確かにわきました。

でも、何故? どうして? 
私も、リョウも、何故

いくら考えても、その時もこうして日記を書いている今もやはりわかりません。

リョウは、体勢を少し変えるようにしてから、ゆっくりと左足を私に近づけてきました。足先が大きくなって私の頬に触れました。

その瞬間、全ての理由など不要だということがわかりました。
私は絶対的な幸福感に包まれてしまいました。


(つづく)






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目覚め(その6)

今、こうしてその時のことを思い出してもどうしてそんなことを考えたのか明確な答えは出てきません。
仰向けで縄で縛られまっすぐに体を伸ばした状態で私は亀頭責めをされていました。
リョウは丁度私の太ももの辺りでベッドに座り込んで私自身を愛撫していました。
たまに抱きしめてもらう以外はやはりリョウは少し遠いところにいるように感じました。

亀頭責めを受け、絶叫を繰り返しながら、私は一度思いついたこの考えを何度も何度も反芻していました。
考えは次第に欲求に変わりり最後には欲望に変わっていきました。
どうしてそういう欲望になったのかやはりわかりません。

しかし、リョウにはそれを告げることはできませんでした。
何度も何度も言いたいと思ったのですが、その度に私は自制して欲望を吐露することを抑えました。

自制した理由はひとつだけです。
リョウに軽蔑されるのが怖かったのです。
そして、それ以上に嫌われるのが怖かったのです。

何度も何度も言おうとしては、辞めるというのを繰り返していました。
亀頭責めの苦しさの山を何度か乗り越え次第に狂いはじめてきた私は、とうとう欲望と変わった自分の思いをリョウに伝えようと思いました。

「ね。。。。」

絶叫の合間に、私はリョウに話かけました。
リョウは、急に話かけられて少しびっくりしているような感じでした。

「なに?」

「ん・・・」

なかなか言葉に出せませんでした。
言ったらこれで終わりになってしまうかもしれないと思いました。

意を決して私は声に出して言うことにしました。
こんなにリョウにものを話すことに躊躇したことは初めてでした。


「・・・・・足で、踏んでほしい・・」


(つづく)







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目覚め(その5)

亀頭責めで快感の強さには山や谷があることは何度かこの日記に書いています。
今回のリョウの亀頭責めは、この山を乗り切らせる時に巧みに私に愛情を注ぎこむものでした。
肉体的に極限に追い込んで、精神的に安心感や安らぎを与える。
リョウは意識してこうしたわけではないのだと思います。
こうしたほうがいいのではないかという直感だったのでしょう。

何度か大きな山を乗り越えさせられる時に、「あいしてる」という言葉をかける以外にも、リョウは縛ったロープのまま、私に抱きついてくることもありました。

過去に何回かあったような意識の混濁状態にはなりませんでした。
いえ、正確にいうと混濁状態にさせてもらえなかったというべきなのでしょう。
わけがわからない状態になったほうが楽なのですから。

ひたすら続く、亀頭責め。
ひたすら繰り返される、絶叫。
いつやむとも思えない責めの中で、私は完全にリョウに支配されている感覚だけが頭に強く残っていきました。
生かすも殺すもリョウ次第な状態が延々と続いている訳ですからある意味これは仕方のないことです。



正常ではない思考の中で私はふと考えたことがありました。
それは、リョウが私を抱きしめた時に感じたものです。
私を抱きしめる時には亀頭責めは一瞬止まるのです。
抱きしめるのが終わらないと亀頭責めは開始されません。

同時にして欲しい・・・・

地獄のような肉体への快感責めと
天国のような精神への福音を同時に欲しい。

そう思ったのです。
でも亀頭責めは手をどうしても使います。両手を使っても私を抱きしめながら亀頭責めするのは不可能です。

手がだめなら・・・・
私はここで不思議なことを考え始めたのです。


(つづく)







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目覚め(その4)

リョウは時折、ローションを足したり、水を追加したりしてヌルヌルとした状態を保持したまま私を責め続けます。

リョウの今回の亀頭責めは容赦がありませんでした。
でも、縛られていることはむしろ私にとっては幸いでした。
縛られていない状態で、手足が動くにもかかわらず死ぬほどの快感に絶えるのはきついことです。
自分の自衛本能と戦わなくてならないからです。

自衛ができない代わりに、自衛本能と戦わなくてすむ 何か不思議な感じがします。精神的に楽ではありました。

絶叫に次ぐ絶叫で私の頭の中の思考が次第に狂い始めてきました。
自分は、リョウの指の動きにあわせて音を出す機械仕掛けのおもちゃのような気分になってきました。

時折、快感が少し弱くなって正常な思考が帰ってくると、ふと不安になって首を起こしリョウの姿を見たことが何回かありました。何が不安なのかはさっぱりわかりませんが不安になることだけは事実です。

目が会うとリョウはにっこりと微笑み返すのです。
私の不安がすっと消えると同時にまたあの激しい刺激が全身を襲い思考が砕け散ります。

「うぐあぁあ!!はぁ。ぐううううん、くかぁ・・・・・」

絶叫したままで、助けて!助けて!という視線をリョウに送りました。
すると、リョウは優しく微笑んでこういいました。

「あいしてる」

たった一言で、私の精神は幸福に包まれました。
辛い下半身からの快感も少し遠い感覚のように感じました。
何がなんだかわからない感覚から、とろりととけるような幸福感につつまれました。

肉体的に、精神的に私は完全にリョウに支配されて行きました。



(つづく)








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目覚め(その3)

体の自由度が全くきかない状態に私をすると、リョウはゆっくりとローションを取り出して私自身にたっぷりと塗りました。
そして、優しく優しく愛撫を始めました。

あっという間に反応して硬く大きくなっていく私自身。
完全に勃起しきらない間はひたすらに天国です。
リョウの指の動きは丁寧で優しく急所を完全に掴んでいます。
これ以上ありえないところまでギチギチに勃起させられました。

ここからが恐怖。
もう、既にこの亀頭責めの恐怖は私の体に焼き付いています。
正直に言って、次第に勃起していく過程で快感よりも恐怖の方が勝っていました。
快感の後に来る、快楽の地獄。それを思うととてもリョウの手技、指技を堪能する余裕など全くありませんでした。
リョウは、口元にほんの少しだけ笑みを浮かべてひたすらに手を動かしていました。

くる・・きちゃう・・あれ、される・・・・

怖くて目をつぶった瞬間に、それは一気に来ました。

「んぐくぁあああああ!!!ぐうわぁああああ、ああ、ああ!!!」

下半身が砕け散るような快感に襲われ、あまりの快感の強さに体が逃げようとします。
でも、関節を縄で固定されている私は身をよじることも何もできませんでした。

「あぐぅ・・はぁはぁはぁ・・・ん・・はぁ・・ぐわぁああああ!!!!」

時々、ふとした瞬間に快感の強さが弱まることがあります。
頭が爆発するような強い刺激がすっと収まり、優しい快感が一瞬訪れることがあります。
しかし、それはほんの一瞬。
その後すぐに、強烈な刺激が全身を駆け巡って絶叫につぐ絶叫の状態がひたすら続くのです。


私は、亀頭責めを経験する前の人生で自然に絶叫してしまうという経験はありませんでした。絶叫は、何かから逃げる時の人の防衛本能に基づいているような気がします。
ただとにかく私は大声で叫び続けました。
今思うと、あんなに叫んで平気だったのだろうかと思うほどです。
リョウは近くに居てよく我慢できたものだと思います。

天才的な愛撫の才能を持つリョウは、巧みにポイントを変えながら敏感な所だけを丁寧にそして優しく、残酷に愛撫していきます。
声を出すことしかできない私は、ただただリョウの思うままにされるだけでした。


(つづく)


P.S.

久しぶりにFC2のテンプレート見ていたらビックリ!
かなり凝った構成のもの多くなったんですね。
月別アーカイブ、コメント、トラックバック、リンク
それぞれにプルダウンできるようになっていたり
表示を隠せるようになっていたり。

いろいろ出来るようになっているのですね。

とはいっても、結構このテンプレートにも慣れてきたし
愛着も沸いて来ているので当分はいじることなさそうです。






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目覚め(その2)

いたずらとは・・リョウが私の右乳首を愛撫し始めたことでした。
リョウは、巧みに私の性感帯を刺激しました。

私は前日の疲れもあってぐったりとしていたこともあり、体の力が抜けていてかえって刺激には敏感な状態でした。

「・・ん・・・ん・・あ・・・いい・・・」

私が喘ぎ声をもらすと、リョウは嬉しそうにして右だけでなく左乳首も同時に愛撫しはじめました。
指と舌と前歯を使って強さの加減をしながらこまめに刺激するポイントをずらして感覚が麻痺することなく延々と快感を送り続けるリョウの十八番(おはこ)です。

「んくぅ・・あ・・・・・・」

たっぷりと乳首を責めた後にリョウは私の全身を顔から足先までキスしていきました。
あちこちが敏感になっている私をリョウは巧みに愛撫していきました。

最後の最後にリョウは私自身に顔を近づけました。
ここだけは、キスを避けていたところです。

「ねぇ、藍。ここ濡れてるよ。先走っちゃったの?」

先端の滑りをリョウは指先でくるくると伸ばしながら刺激していきます。
強烈な快感が私を襲い始めます。同時に一気に私の体の中の性欲が高まっていきました。
うめき声に近いような喘ぎ声を私が出し始めると、リョウは楽しそうにいいました。

「もっと、気持ちよくなりたいでしょう。まってて。縛ってあげる。」

リョウは、本来はリョウを縛るために準備した縄を取り出すと私を縛り上げていきました。
関節を固定し、手足に負担をかけることなく自由度だけを奪っていきます。
気がつけば動くのは首と足先だけという状態にされてしまいました。

「亀頭責めのサイトに、こうするんだって書いてあったのね。動けないでしょ。」

私は、生まれて始めての拘束感に対してやはり恐怖心を抱きました。
ぶるぶると震えてしまう自分の体を自分の意思ではどうしようもありませんでした。


(つづく)






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  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
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